さくらn日誌___(錯乱) ▼右と左は同じレンズの製造年の1年違い・・・

さくらn日誌___(錯乱) ▼最短撮影距離に違いがあるって事・・・。


興味本位で古いレンズをデジタル一眼カメラで活用する趣味も流行ってるけど、10年ぐらいいろいろやってみた結果、あえて持ち出す意味のあるレンズとそうでないレンズははっきりあると思う。


このレンズは一生使いたいから2本持ってるものの一つだね。


同じ仕様で2個持つのも単なるスペアにしかならず、つまらないし、また、申し訳ないので(古い物は世界全体の絶対数量も限られてるわけで・・・)


仕様違いで2本所持している。

最短90cmのが1968年製

最短60cmのが1969年製


エポキシ系樹脂によるアクロマートが採用された最初期のレンズでバルサム切れしてる固体が現在多いみたいね。


時代背景的には1960年代後半頃にはVoigtrander社の持ち株はツァイスイコン社が大量に買占める方向に動いて実質このあと、1970年代にはツァイスイコン社の下請け会社的な立場になり、レンズの描写もカールツァイス寄りな傾向に傾倒していったようにも言われるが、実際はどうだろう。


このレンズは実質Voigtranderの歴史的銘レンズUltronの系譜を忠実に引継ぎながら、第一レンズを凹レンズにしてバックフォーカスを長くとり一眼レフ用に設計変更されたレンズなんじゃないかと、私的には思うんだけど・・・。


しっとりと濡れたようなディティール表現も特徴のひとつのオールドUltronなんだけど、このレンズもごくわずかにコントラスト不足な傾向を出しつつも中間調を殺さず、きわめて見事な諧調表現をするあたりが、現代のレンズでは返って出せない味を引き出したりするものだと思う。


・・・とはいえ、強烈な逆光、あるいはたいへん暗い場所など、いわゆる悪条件下の撮影では当然最新のレンズの方が良い描写結果を残すのは当然なところである。


本日は体調不良につきここまで・・・