鳴く小鳥

(庭に出たら、雨がたくさん降っているのに、名も知らぬ鳥たちがひっきりなしに鳴いていました。小鳥さん君の名は?)


木々映り込む 水たまり
数えきれない 波紋を見つめ
そっと見上げる 濡れた道
この道ならば 踏み出せず

雨のとまらぬ 空の中
雨の音にも 負けない小鳥
ふと歩み出して 聴いていた
鳴き声の先 見つめてる


空を飛び交う 雨の中
チュルチルチルと 鳴き止まぬ
なぜいつまでも 鳴くのだろう
聴く恋鳥と 会えるから