【入門編 10】 局の進め方 | ★ハッピーメーカー★こうたろうブログ

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麻雀のゲームは、局の集合体です。

局の進め方さえ分かれば、あとは何とかなると思います。
言ってしまえば、全て教えてもらいながらでも遊ぶことは可能です。

もちろん、全てのルールを熟知しないと強くなることはできませんので、追い追いでもいいですから、ルールは完璧に覚えるようにしてください。


局の進め方を説明する前に、座席の呼び方を知ってください。

親の位置が(トン)です。 東家(トンチャ)といいます。
親の右隣が(ナン)です。 南家(ナンチャ)といいます。
親の向かい側が西(シャー)です。 西家(シャーチャ)といいます。
親の左側が(ペー)です。 北家(ペーチャ)といいます。

麻雀は、東家から順番に、南家、西家、北家の順に
ゲームが進みます。

自分を基準にして、
自分の前の順番の人(左側の人)を上家(カミチャ)
自分の後の順番の人(右側の人)を下家(シモチャ)といいます。
自分の向かい側の人は対面(トイメン)といいます。

また、自分以外の人を総称して、他家(ターチャ)といいます。


だいたい分かっていただけたでしょうか?


それでは、局の進め方について説明していきましょう。

局の流れは以下のとおりです。

(1) 牌山を作る

(2) 親がサイコロを2個振り、配牌を取り始める位置を決める

(3) 配牌(ハイパイ)を取る

(4) ドラ表示牌をめくる

(5) 親から順に、牌山から1枚引いて、不要牌を1枚捨てる

(6) 誰かが上がるか、牌山の終わりまで進んだら局が終了する


それぞれについて詳しく説明します。

(1) 牌山を作る
  
牌を裏返しにして、かき混ぜる。(洗牌=シーパイ)

  1段17枚を2段積み上げる。
  2段に積み上がった、上下2枚のことを1トン(イートン)と呼びます。

  牌山全体は17トンということになります。

  積み上げた牌山は、卓の中央付近に押し出します。
  他家の手が届きやすくすることと、自分の手牌を置く場所を確保すること
  の2つの意味があります。

  牌山のことは、壁牌(ピーパイ)と言います。


(2) 親がサイコロを2個振り、配牌を取り始める位置を決める
  親の位置を1として数えはじめて、南家が2、西家が3、、、
  と数えて、
     出た目の位置の人が積んだ牌山の
     右端から出た目の数だけ左に進んだ位置
  が取り始めの位置です。

  右端というのは、牌山の持ち主から見て右端のことです。




(3) 配牌(ハイパイ)を取る
  配牌とは、ゲーム開始時点の手牌のことです。
  東家→南家→西家→北家 の順に配牌を取ります。
  1回に取るのは、2トン(4枚)で、3回繰り返します。

  牌山を取る方向は、左回りです。
  取る人の順番は右回りですので、これとは逆回りになります。

  次に、親は、チョンチョンという動作で、2枚取り、
  子は、1枚づつ取って、配牌は終了です。

  チョンチョンとは、親が事前に14枚目の牌を引いてくる
  動作のことです。
  1枚づつ順番に取るのと実質的な差異はありません。
  親が14枚目を引いてゲームが始まることが確定しているので、
  時間短縮のためと、子が誤って配牌を取り過ぎてしまうのを防ぐ
  目的があるのだと思います。

  子は、山が通常と異なる形をしているので、
  配牌が最終段階になったことを理解できます。

  うっかり、2トンづつ取るのを4回繰り返しそうになるのは
  よくあることですので、これを防ぐ意味が強いのではないか
  と思います。


(4) ドラ表示牌をめくる
  取り始めの位置から右に3つ進んだ位置の牌を表に向けます。
  この牌をドラ表示牌と言います。

  
  ★サイコロの目が7だった場合のドラ表示牌
   但し、自分の山が取り出し位置だった場合。

  ドラというのは、表示牌の次の牌で、
  上がった時にドラを持っていると、もらえる点数が高くなります。

  ドラ表示牌が、1ピンの時は2ピンがドラになり、
  ドラ表示牌が2ピンの時は3ピンがドラになります。
  以下、同様に
  1 → 2 → 3 → 4 → 5 → 6 → 7 → 8 → 9 → 1
  のサイクルを同じ種類(萬子、筒子、索子)で回ります。

  字牌の場合は、
  東 → 南 → 西 → 北 → 東

  白 → 發 → 中 → 白


(5) 親から順に、牌山から1枚引いて、不要牌を1枚捨てる
  この動作を繰り返し、上がりを目指します。


(6) 誰かが上がるか、牌山の終わりまで進んだら局が終了する
  牌山の全部は使用しません。

  牌山が、残り14枚になったら終了です。



ネット麻雀などの、コンピュータ麻雀では、(1)から(4)までの動作は
自動的に行われます。

リアルな麻雀でも、全自動卓を使用する場合は、
(1)の動作が自動的に行われます。

全自動卓の機種によっては、(1)だけでなく、
(3)を自動的に行ったり、
(4)も自動的に行うものもあります。
こうなると、(2)のサイコロを振る動作も不要です。



次回は、今回説明した(5)の一部である、
「鳴き」について説明します。

「鳴き」とは、他家が捨てた牌をもらって、
自分の手牌の一部にする動作のことです。