最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧萩往還2016 結果佐々並の落ち着く朝に足止める残雪に押され逆風に向き合うずっしりと、吾を見下ろす大桜雨上がり、夕陽に浸る能古の海散り桜、笑顔振りまく苔の上薄桜、鴨戯れる堀に咲く霞空、桜を纏う糸柳烟る朝、我揺り起こす黄金色平等寺、ふっくらたわむ雨の梅九千部に氷柱のひかる冬の終わり青空を伝って開くやまのうめ春嵐、雲をこじ開け、海光る雨を往く、春一番の吹く前に月の夜は、ざわつく潮とヒカリの木路傍にうごめく冷たい塊底冷えの朝、風が歯にしみる朝氷雨落つ、わずかに残る秋の色週末の夜さめざめと鳴る波宴のあと、硬い蕾が横たわる次ページ >>