前項でも触れましたが、人類が誕生したのは新生代第三紀の末(約400万年前)であると考えられています。
人類は猿から進化したというのが通説ですが、人類学で一般的に言われる、人類と猿の違いは、

①直立二足歩行
②言語の使用
③火の使用
④道具の製作と使用

であるといわれています。

猿が人類と進化する更新世は、4回にわたって氷河が北緯35度まで南下したことにより、地球上が寒冷な気候になった時代です。「氷河時代」ですね^^
現在と比べると海面が100~140mも低下していて、この時期日本列島とアジア大陸は陸続きでした。

そのため、大陸から(現在の)日本列島に様々な動物がやってきました。
中国産のステゴドン象。北方から来たマンモス象ヘラ鹿。そして南方系のナウマン象大角鹿などです。
こうした大型獣を追って、人類も日本に渡来してきたと言われてるんです。

ちなみに。。。
ナウマン象の名前の由来は化石を発見した人の名前に由来しているって知ってました?1973年に長野県野尻湖の湖底からドイツ人ナウマンが発見した頃に由来してるんです。