能登半島地震ボランティア
この度の震災で、犠牲になってしまわれた方々のご冥福をお祈りいたします。
そして、被害に遭ってしまわれた方々が、少しでも早く、少しでも苦しみから解放されますようにと願い、
3月20日〜25日の日程で、石川県の輪島市や能登町で活動させていただきました。
今回も、以前からお世話になっています、
災害NGO結 さん
を頼りました↓
災害ボランティアと言えば、
社会福祉協議会(社協)さんのボランティアセンター
という印象が強いかと思いますが、
それだけではなく、こうした「NPOボランティア」という選択肢もあります。
私も、7年前の九州北部豪雨で、結さんに出会って初めて、NPOボランティアを知った通り、
意外と知られていないけど、大切な存在だと思うので、ブログを書かせていただきました。
まず、被災してしまわれた方々の視点から。
例えば、応急危険度判定が「危険」(赤紙)の家屋での作業など、
社協さんでは対応できないニーズも、NPOボランティアなら対応可能な場合があります。
恐らく、社協さんに断られてしまったら、打つ手がないと思われている方も多いのではと推測します。
ですが、私も赤紙が貼られてしまったお宅で、実際に作業させていただきました通り、
NPOなら、解決できる可能性は大いにあると思いますので、もし困っておられる方は、活用を検討されることをお薦めします。
次に、ボランティアさんの視点から。
私も、NPOボランティアを知る前は、熊本地震と九州北部豪雨と、社協さんにお世話になりました。
どちらも経験して思うことは、良い悪いではなく、社協さんの方が初心者向けかなという印象です。
社協さんの方が、時間も短く無理なく活動できる印象だったので、
初めてボランティアをされるなど、まだ慣れていない方にはお薦めかなと思います。
慣れてきて、もっと踏み込んだ活動で、力になれることはないかなというときは、是非NPOボランティアを検討されるとよいかと思います。
活動時間も朝から夕方までがっつり、ハードではありますが、その分やり甲斐もあります。
最後に、誤解を招いてしまわないために書かせていただきますが、
社協さんとNPOさんとで、優劣があったり仲違いしているなどということは決してありません。
例えば、赤紙が貼られてしまったお宅から、NPOボランティアが家財を出し、
外に出された家財を、社協さんのボランティアが運ぶなど、
お互いがそれぞれできることで、むしろ上手く連携し合いながら活動されています。
私も、5月の連休明けあたりから、再び結さんの拠点で数日間お世話になる予定ですが、
今後とも、みんなで協力し合いながら、復興への道を歩むサポートができたら幸いに思います。