【 母に宛てた トマス小崎 の 手紙 】 | 高山右近研究室のブログ

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    ( 「 母に手紙を書く トマス小崎 」 1993年、三原市に建立 )
 
Q. トマス小崎が、母に宛てて書いた手紙の 全文がわかれば、
教えてください。
 
A.  トマス小崎 ( こざき )。
 フロイス神父が、最後に記した 「 日本二十六聖人殉教記 」 では、
16歳になっています。
 
 彼が、道中、母に宛てて 手紙を書き、それを 父の ミゲル小崎に渡しました。
 
 ミゲル小崎と トマス小崎は、父子で殉教者となりましたが、
 十字架につけられた後、トマスの懐から、袋に納められていた、血にまみれた手紙が見つかりました。
 
 トマスが、最後まで 大事に持っていた手紙ですので、
 控えの手紙なのか、それとも、実際には 母に届けることが出来
なかった手紙なのかは、わかりませんが、
 その手紙には、次のように 書かれていました。
 
 
        母に宛てた トマス小崎の手紙
 
 神の 御助けによって、この数行を したためます。
 
 長崎で 処刑されるため、そこへ向かう 神父と 私達は、先頭に掲げ
られた宣告文の通り、二十四人です。
 私と 父上 ミゲルのことについては、御安心くださいますように。
 天国で、近いうちに お会いできると思います。
 
 神父達が いなくとも、もし 臨終の時、犯した罪の 深い痛悔があれば、
 また、もし 主イエス ・ キリストから受けた 数多くのお恵みを考え、
それを認めれば 救われます。
 
 現世は はかないものですから、パライゾの 永遠の幸せを失わぬように努めてくださいますように。
 
 人々からの、どのような事に対しても 忍耐し、大きな愛徳を持つようにしてください。
 私の弟達 ・ マンショと フェリペを、未信者の手に渡さぬように
御尽力 ください。
 
 私は、我が主に、母上たちのために お祈り 致します。
 私の知人の皆様に、よろしく お伝えください。
 
 重ねて 申し上げます。
 貴女が犯した罪について、深い痛悔を持つようにしてください。
 これだけが、大切なことです。
 アダムは、神に背いて 罪を犯しましたが、痛悔と償いによって
救われました。
 
              安芸国 三原の城から
 
      十二番目の月の 二日
 
 
 ※ 二十四人に、手助けのために 付き添って来た
   「 ペトロ助次郎 」 と 「 フランシスコ 」 が、道中 捕縛され、
    二十四人に加えられて、二十六人になりました。
 ※ 和暦の 十二月二日は、洋暦 1597年 1月19日
 
 
 
 
 ※  【 三木パウロの 十字架上からの メッセージ 】
 
 
 
 

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