どうしてこの映画をリストに入れたのかなぁ、覚えていなくて、
届いた時『バグダッド？イラクの？』と自分に問いながら

そのまま観始めると、夫婦らしき男女が喧嘩している。
ディズニーランドからラスベガスに向かっている途中のようだ。
どうやらここはアメリカらしい・・・

製作国は西ドイツ・アメリカ。
そっか、ベルリンの壁崩壊は1989年だったんだねぇ。

BAGDAD CAFE（1987年）
原題「Out of Rosenheim」

ドイツはミュンヘン郊外、ローゼンハイムからの旅行者ジャスミンは、
アメリカ旅行中に夫と大喧嘩をし車を降りてしまう。
ジャスミンは重いトランクを提げて歩き出す。
喧嘩の原因は何だったのか、よくわからない。

砂漠地帯にミスマッチなスーツに羽の付いた帽子。
不穏な空気が漂う中、流れてきたJevetta Steeleのcalling Youが、
どう表現していいのかなぁ、ふっと別世界に連れて行かれるような、
不思議な感覚になったなぁ。最初はね。
この時点では、乾いた風景と透き通った声が、何かとても
ちぐはぐな気がしました。

この曲、聞いたことあるようなないような・・・。
カバーしている人も多いらしい。
セリーヌ・ディオンが歌っているのも聴きましたが、
やっぱりこの、ジェベッタ・スティールがイイねぇ。

一方、モハーヴェ砂漠の中にある寂れたモーテル兼カフェ
兼ガソリンスタンド『バグダッド・カフェ』ではブレンダの
大きな声が響く。

『新しいコーヒーマシンは！？』

『また忘れちまったよ』

『ハ？そのために町へ行ったんでしょ』
『コーヒーのないカフェがどこにあるっ！！』

カフェなのにコーヒーメーカーが壊れてる。
へらへらする呑気な亭主にさらにブチ切れ。
ブレンダはまるで機関銃のごとく怒鳴り散らす。

赤ん坊の世話もろくにせず、ひたすらピアノを弾いている息子の
サロモにも毎度ブチ切れ。奥さんには逃げられたぽい。

娘のフィリスも自由気ままで、男友達と遊びほうけている。
そんな家族にほとほと呆れ、少しも心の休まる時がない。
ブレンダは心底疲れきっていた。

そんな口うるさいブレンダに我慢が出来なくなった旦那は
喧嘩の末、とうとう家を出て行ってしまう

さて、歩き続けているジャスミンやっとの思いで辿り着く・・・。
ブレンダは涙をぬぐい、ジャスミンは汗をぬぐう。

『モーテルの事務所はどこかしら』
後ろには給水塔。このアングル最高。
渇いた土地に、心が渇いてる二人。

見ていたら喉が渇いてきたのでちょいと潤しまーす。
上から見たら何だかわかりませんが、

りんご＆バナナのスムージーですぅ。
シナモンパウダーがあったことに気が付いてふりかけました

そろそろまとめなきゃいけないけど、まだ序盤
えーーっと・・・次回へ続きまぁす

そうそう、暖房で部屋も乾燥しがちですので、
加湿しましょうね～

渇いてるんだよ。