【ゲーム】Dies irae amantes amentes:螢ルート・途中(月乃澤学園戦まで) | つれづれマカロン

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 途中、といいつつラストまでのネタばれがあります。気をつけてくださいね('-'* )



────ネタばれ



 櫻井螢のルートを読んでいます。あまりに長い物語で、読了してから感想を書くと中盤のこと忘れていそうなので、今思ったことをメモ書きします。



 ヴィルヘルム何でいつも死んでしまうん?……と言いたくなるくらい、ルートによって色んな死に方をするヴィルヘルム。このルートでは螢とガチバトルの末、倒されます。螢との勝負は読んでいてドキドキするほど迫力がありましたが、このシナリオのメインヒロインである螢がここで死ぬわけがないので勝ち負けはわかっているわけです。でも引きこまれました。



 ただ、実力的に螢を圧倒しているのに、本気を出さなかったとはいえ、なかなか螢を倒さない(倒せない?)ヴィルヘルムさんに戸惑った。本当に強いんですかヴィルヘルム。何度も螢を倒すチャンスがありながら、とどめが刺せない。螢が強かった、といえるのかもしれませんけど、描写的にそうは思えないので、ちょっとじれったい思いをしたのも事実。



 螢に痛恨の一撃をくわえる時の「逝けやヴァルハラぁっ!」という台詞に笑いました。「あの世へ行きな!」みたいな言葉で、世界観的に『ヴァルハラ=天国』だから自然な台詞なのかもしれないけど……うーんlightのゲームは良い中二病



 でも、全体を見るとこのゲームの魅力の多くを背負っているのはヴィルヘルムだと思う。中盤の要というか。終盤戦になると話が壮大になりすぎるので、お話の一番おいしい辺りをもらっている彼が好きです。谷山紀章さんの声もすごくいい! ナイスチンピラです。



 あと、螢ルートでさり気なく目立っているサブヒロイン・エリー。頭いいし美人だし勇気あるし、料理うまいしスーパーハカーだし、ステキです。そして病院長の娘だから骨折の治療とかもサクサクと的確に……って。私も一応病院の娘なんですけど、そんなことできませんし学んだこともありません。世間様が「親が医者なら骨折の治療くらいできて当然!」と勘違いしたらどうすんだー。エリーは勉強熱心(ただし興味のある分野)だし、いっつも怪我してる司狼の彼女さんだから、怪我の治療を自力で学んだんだと思います。医学に関しては『門前の小僧』ってわけにはいきませんから!



 『Dies irae』シリーズの中で『amantes amentes』は全年齢版です。だから、Hシーンはそれ以外のシーンに差し替えられているわけですが、螢の『体液の交換』のためにキスするのも嫌だから互いの腕を噛み合って血を飲み合う、って無理がありすぎでしょう~。めちゃめちゃ痛そうです……。常々思うんですが、全年齢版って「そういうシーン」があったことを匂わせるだけでもダメなの?



 おお、ツッコミばかりの文になった……すごく楽しんで読んでいるのに。メモを取りながら読んでいるのでかなりゆっくり進めていますが、伏線がきちんと張られていて、「?」という感じの台詞はメモしておくと、あとで「ああ、そういうことか!」と納得します。逆にメモ取らないで読むと「ん? この台詞どういう意味?」という台詞が多いです。とても手の込んだお料理、という雰囲気の文章。正田崇さんすごいです。



 ルサルカが銃で撃たれた時の可愛い「あいたっ」て悲鳴がいい。ほんとに強い、というか堅いんだなー。


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