【エロゲ】PP-ピアニッシモ-:プレイ11時間~12時間の感想 | つれづれマカロン

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46歳ひきこもりの
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今回の感想は、「清鳳会の初仕事を受けてから」~「仕事を終えるまで」です。ネタばれには注意なさってくださいね..._〆(゚▽゚*)

葵から3万円を預けられ、「戸山ヶ原で男とあるものを取り引きしてくること」を命じられる奏介。スリに遭わないよう、用心しながら街を歩くが、神楽坂の辺りで人にぶつかってしまう。それは、偶然にもCADENZAの女給・千花だった。

このゲーム……というより、『カルタグラ』も『殻ノ少女』もなんですけど、「Innocent Grey」さんのゲームって東京の地名が遠慮なしにポンポン出てくるのですけど……しかも、『渋谷』とか『秋葉原』とか田舎者にも判る地名ではなく、「万世橋」とか「神楽坂」とか「九段」とか。いえ、昭和11年設定だからしかたないのかもしれませんけど。地元のひとだったら分かるんだろうな、と思うと悔しいような。それから、いくらCADENZAの近くだからって、偶然千花にぶつかってしまう奏介さんは幸運なのか不運なのか……。

「逃げなきゃいけないのに、ぶつかったりしてすみません」「気にするな」「警察は大丈夫ですか?」「お前が心配することじゃない」「すみません……」苦手にされているだけに、謝られてばかりで千花の扱いに困ってしまう奏介。

千花の声を演じているのは草柳順子さんです。わたしのすごく好きな声優さんのひとりなのですが、こういう「ぷちうっとうしい子」を演じさせると天下一だと思うのです。困った子だけど悪い子じゃないんだよなー、感がにじみ出るというか。初めて好きになった役は『おとボク1』一子ちゃんでした。あれもウザ可愛い子でした……(゚ー゚

千花に何の仕事をしているか聞かれるが、巻き込むわけに行かないので「言えない」と云ってその場を去る。取引場所に行くと、ちんぴら風の男が声をかけてきた。3万円を渡すと、一通の茶封筒を渡される。

奏介はよく出会う男のことを「いかにもゴロツキ」「いかにもちんぴら」と表現しますが、奏介さんもたいがいだと思います! だいたい、ピアノ弾きになる前は本職のちんぴらだったわけですから。そして、仕事を早く済ませたいがために「いかにもちんぴら」な男に先に3万円を手渡してしまうというのは、あまりに迂闊ではないでしょうか(゚д゚)? 受け取った男が何も渡さずに逃げていったら、どうするつもりだったんでしょう。こういうのは同時に交換、がお約束でしょう。

3万円というプレッシャーはあったが、ガキの使いと変わらないな、と思いながら清鳳会へ帰る奏介。葵に封筒を渡し、「そんな紙切れ一枚が3万円か」とうそぶくと、葵に「そんなこと言っていいのかしら」と皮肉に言われる。「この書類があれば、貴方はもう憲兵にも警察にも追われることは無いはず」と言う葵。「貴方に3万円の価値があるのか疑問だけど」。

というわけで、3万円(たぶん今の価値で数千万~億くらい?)の書類は、奏介を自由にするためのものでした。けれど、同時に奏介は完全に清鳳会にしばられてしまったわけです。奏介はたしかにそこそこケンカはつよいけれど、正直いまのところ何のメリットがあってボスが奏介にそんな大金を支払ったのかはわかりません。この先の謎の解明を待ちます。

今回は以上です~..._〆(゚▽゚*)


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