【アニメ】俺たちに翼はない 5話感想 | つれづれマカロン

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俺たちに翼はない 第1巻 [Blu-ray]/吉田真弓,小野涼子,後藤邑子
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 4話も何かと色々びっくりしたけど、今回も色々とびっくりしたー( ゚д゚ ) 今までほとんど出番の無かった鷹志の学生生活とファンタジーワールド生活。驚きの秘密が隠されていました。

 とにかく驚いたのが、ファンタジー世界「グレタガルド」がまったくの鷹志の妄想だったこと。てっきり、鷹志(=鷲介=隼人)のほんとうに存在すべき世界はグレタガルドで、日本のこの現実世界にいるのは仮の姿だと思っていたんですけど……。

 学校で誰かに厳しいことを言われたり、都合が悪くなったりすると、まずストレスからか咳の発作が出て、そして意識を失って「グレタガルドに召喚」される鷹志。グレタガルドでは英雄・ホークとして、学校で自分をいじめている(…とまではいかないけれど)森里和馬が「ペガサス」として自分をあがめてくれていたり、国じゅうの人々が頼っていてくれたりして……。まるっきり、鷹志、イタい子じゃないですか。ううー、中学生の頃いじめられていた自分の思い出がよみがえるー('-'*) ネットで感想サイトをまわると、鷹志シナリオではトラウマを刺激されたひとが多いようで……わたしもです

 今回ネットを回っても謎だったのは、鷹志の家でシーツ一枚で裸だった小鳩のこと。あれは誰かとの事後(*゚▽゚)なんでしょうか そうだとしたら誰との それと、小鳩が鷹志によそよそしいのは鷹志の現実逃避癖を知っているから? もしかして、多重人格のことまで知っているの('-'*)

 OPフィルムを一時停止しながらよく見てみると、柳木原の街を歩いているヒロインひとりひとりに対応した主人公がオーロラビジョンに映っているシーンがあるんですよね。日和子には鷲介、明日香には鷹志、鳴には隼人、そして小鳩のときには今まで出てきていない「Karura Itami」という謎の片目眼帯の男性。このカルラさんがこれからのキーマンになるんじゃないかな、と思っています。

 鷹志の話が一段落して、隼人の話に。柳木原駅のそばで事故。「世界が平和でありますように、世界が平和でありますように」と祈るようにつぶやきながら焦って駆けつけた隼人の目に飛び込んできたのは、救急車で運ばれていくマルチネスと、涙を流しているアリスの姿でした。交通事故…とかじゃないよね。何か抗争に巻き込まれた マルチネスなんて平和なギャグ要員だと思っていたのでショックでした。

 鷲介と隼人がことあるごとに口にする『世界が平和でありますように』という言葉。それは戦争のない世界、とかそういうのじゃなくて、自分の知る世界に生々しい不幸が起きませんように、という意図が今のところ見えるのですが、どうなんでしょう……('-'*) 原作ゲームをプレイしていないので理解に限界がありますが、重要なキーワードだと思うのです……。

 あとは細かいことー(*゚▽゚) 最初のほうに、鷹志が階段で明日香のスカートをのぞいていたと誤解(?)されて下級生に詰め寄られるシーンがありましたけど、ストレスで咳き込みながらも素早い身のこなしで相手の喉に手刀を突きつけているんです、鷹志。この能力は隼人の人格が培ったものなのかな。それにしても、あそこの学園の制服のスカート、パニエでも入ってるのかというくらいふんわりしすぎです。あれじゃ意識しなくても階段の下から見えますって(*゚▽゚) 制服、可愛いけどありえないくらい派手です。特に袖のリボン。コスプレしてください、という感じ。あのリボン、学年が変わると色も変わるのですね(一年生は緑だったけど、三年生の今はピンクだった)普通、学年ごとに色の違うタイやリボンって持ち上がりっていうの('-'*) 3年間自分の色は変わらないことが普通だと思うんですけど、あそこの学園は色、変えるんだ。厄介だしお金かかるな

 グレタガルドの皆さんにどんどん名前と二つ名が出てきたときには、最初「これから重要人物になるの? 覚えなくちゃダメ?」と焦ってしまった(*゚▽゚) 「老け顔の●●」あたりから「ああ、ギャグなんだ」と思って安心したけど。だいいち隼人の二つ名らしい『暗黒街の帝王・ファルコン』って、それ国の英雄にふさわしいのですか

 今ごろいうのもなんですけど、4話のエンドカードを描いたの、後藤邑子さんだったんですね。信じられないくらい上手い 感動しました。