宙組『白鷺の城』10/9

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初日から休演の発表がありましたねー


トップ娘役の星風まどかちゃん、ケガによる部分休演で フィナーレのデュエダンのみ代役。
ってことは、よく聞く肋骨骨折かなぁ? これやるとリフトとかキツいらしいよね。早く治るといいな。
『白鷺の城』には全場 出演して踊ってたけど、無理してるのでは…と心配になった。

もう一人、ケガの為 全日程休演の亜音有星(あのん ゆうせい)くん。103期生。
こちらも早く良くなりますように。。。

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そして10/9(火)15時公演、
月組の たまきち、みやちゃん、ちゃぴ、星組の 琴ちゃん、が来てました。あと2人ぐらい娘役いてたけど よく見えず。(ひとりは いーちゃん(音咲いつき)かな?)
見た瞬間、「たまっ…」て言ってしまった(笑)(たまきち、と言いたい)


『白鷺の城』/『異人たちのルネサンス』@宝塚
(2018.10.9(火) 15:00~) A席1階26列

毎度の友会全滅 (年会費 返してほしい…)で、プレイガイドにてGET。
最近散財してるので自制してA席にしたけど、まずまず観やすくて良かった。大劇場はどこから観ても比較的観やすい。
↓舞台メッチャ遠いけど↓
で、これ↑白鷺の翼なのだと思うけど
偶然なのか意図的なのか、『異人たちのルネサンス』にも こういうの出てきました(レオナルド・ダ・ヴィンチの羽ばたき機)。


今回は珍しくショーを先に上演する構成。お祝い事の時はよくやってるけど通常 珍しいかも。
ってことで、まずはダラダラとショーの日記です。


-本朝妖綺譚-
『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』

【作・演出】大野 拓史

【公演解説】
絢爛たる平安の都で始まった、陰陽師・安倍泰成と 艶やかに人心を惑わす妖狐・玉藻前の対決は、時を越え、場所を変え、豪壮たる名城「白鷺の城」で終に決着の日を迎える。
千年に亘って転生を繰り返しながら、争い、そして魅かれ合う陰陽師と妖狐の宿縁を、時に雅やかに、時に妖しく描く日本物レヴュー。(公式より)


"白鷺城(しらさぎじょう)" と言えば、白くて美しい姫路城。国宝、そして世界文化遺産であらせられます。
↓以前行った時に撮った写真↓

余談ですが、我が地元のお城は "烏城(うじょう)"(=カラス城) と呼ばれています。黒いから。
↓画像はお借りしました↓


で、宙組『白鷺の城』、なんとなく『天守物語』(姫路城天守閣を舞台にした妖怪と人間の恋物語 by泉鏡花)を宝塚風にアレンジしてるのかな~と予想していたのだけど、全然違っていた。部分的に盛り込まれている程度。
以前NHKで放送された舞台版 『天守物語』(篠井英介、平岡祐太)の感想を貼り付けておこうと思ったら、upしてなかったよ…(たぶん下書きのまま放置してる(汗))

「陰陽師」と言えば思い出すのは、夢枕獏さんの小説と それを原作とした岡野玲子さんの漫画。…もう20年ぐらい前かなー
希代の陰陽師・安倍晴明と親友・源博雅の 一見ちぐはぐなコンビと魑魅魍魎が跋扈する不思議な世界にハマって、小説も漫画も愛読していた。
映画化(野村萬斎・伊藤英明)や ドラマ化 (稲垣吾郎・杉本哲太)もされて、それなりに面白かったけど
ワタシ的にはあの当時の花組オサアサコンビ(春野寿美礼・瀬奈じゅん)で上演してほしかったんだよな~。OSK歌劇団が上演したので宝塚での上演は夢に終わったけど、絶対オサアサにハマったのにー!と今でも思う。
漫画は絵が綺麗で好きだったけど、終盤、原作小説とは違う展開になってしまったのが残念だった。←やたら難しくなっちゃったんだよねー

安倍晴明の母親とされる狐・葛の葉については歌舞伎でこんなの観たなぁ、と思い出し…
↓こんぴら歌舞伎(2015)「芦屋道満大内鑑」の日記↓
「信太妻(しのだづま)」ともいわれる物語。(ここでは晴明は保名の子とされているけど、晴明の出自については諸説あるらしい)

って、毎度 ムダに長い前置きでした。
ついつい思い出話をしちゃうんだよね~トシだね~

ここから感想ですが。

『白鷺の城』、なかなか良かった。
つか、けっこう好きかも。

大野センセイは和物が上手いイメージがあるので楽しみにしていたけど、ショーとしては期待を裏切らない出来だった。
セリフ有りのストーリー仕立てで、和物の芝居をサックリ軽やかに楽しませていただいた感じ。

ただ、このストーリー仕立て、と言うのがクセモノで。

私がパンフ買わなかったせいもあるけど (節約💧)
「陰陽師・安倍泰成と妖狐・玉藻前(たまものまえ)の千年にわたる物語」なので、輪廻転生を繰り返し 時空を超える = 場面が変わるワケで、そうなると役名とか詳細わからずモヤることが多かったんです💧
なんとなく説明が入るんだけど、聞き取れなかったり。

ちなみに、メインで出てくる安倍泰成は、安倍晴明の子孫 (7代ぐらい後)。←調べた
その安倍晴明の母親は狐・葛の葉で、父親は安倍保名。
中国から狐の美女を連れ帰ったと言われる吉備真備(きびのまきび)は、晴明よりも更に200年ぐらい前の時代。
そして戦国武将っぽいキキちゃんとマカゼ。いやどこに転生しとん。
ラスト近く、とうとう城で命絶える二人…で?転生して祭りで再会→ハッピーエンド??

時系列でないので時代が前後するし(汗)、姫路城がらみの物語や史実をいろいろ組み合わせてあるようで…

葛の葉と保名の話=信太妻(芦屋道満大内鑑)
吉備真備が中国から妖狐を連れ帰った?=玉藻前の伝説
姫路城の妖怪と人間との恋=天守物語
宮本武蔵の妖怪退治と幽閉されていた逸話
戦国時代の姫路城(秀吉とか官兵衛とか?)

…等々、元ネタが見当つけば なんとかぼんやり推測できるかなぁ~という感じ。(播州皿屋敷は入ってないのか…)

当然ながら場面が変われば それぞれの役も変わるのだけど、とりあえずハッキリわかったのは…

主役は マカゼ(真風涼帆)←当たり前
妖狐・玉藻前は まどか(星風まどか)
葛の葉、ミエコセンセイ(松本悠里)
戦国武将?、キキちゃん(芹香斗亜)
宮本無三四(武蔵)、 ずん(桜木みなと)
安倍保名、愛ちゃん(愛月ひかる)
鳥羽上皇、りんきら(凜城きら)
ヤエ(と呼ばれていた)、みねり(天彩峰里)

…ぐらいかなぁ~。
キキちゃん愛ちゃんは その他の場面も出ていたはずだけど、あんまり印象がありまへん…
私の記憶力の問題かもしれないけど、何かモッタイナイ使い方してないか?

思い出そうにも記憶がごっちゃになってしまって、今更ながら「うあああパンフ買えば良かった!」と思っている。
そんな不明点も含めて端的 且つ 順不同に感想をまとめると

・美しくてウハウハするプロローグからのチョンパ←え、ここでチョンパなんだw からの、盆が回って女はべらす雅なマカゼに更にウハウハする。
・ストーリーテラーっぽく登場した ずん宮本無三四(←公式のコメントにこう表記してあった)と一緒に出てたのは沢庵和尚?
・あえて"無三四"にしたのは、来年の月組公演『夢現無双』(宮本武蔵)にダブらせない配慮だろうか?

・マカゼが遣唐使・吉備真備として中国の宮廷を訪れる場面、豪華絢爛で目の保養~✨
・まどかの衣装、腰あたりにフワフワしたキツネの尻尾みたいな飾りが付いてて可愛い。
・↑九尾の狐?と思ったけど そのフワフワ飾りは4つしか無くて、なんかちょっと残念。そこはやっぱ九尾でしょ~

・愛ちゃん安倍保名、貫禄のミエコセンセイ葛の葉と並んでも存在感ある。
・ミエコセンセイ、セリフが録音だったのが唐突。何故だ…妖かしっぽくていいけど喋っても良いのでは…

・娘役たちのキツネ踊りが可愛いっちゃ可愛いけど、なんつーか、やっぱそんな感じになりますか…。もう少し舞踊らしい振付でも良かったかと。
・上手花道からのセリ上がり。。。誰か丸くなってると思ったら岩だった(笑) ←玉藻前が封じ込められている設定
・岩セリ上がり場面のキツネちゃんたち、せーこちゃん(純矢ちとせ)、せっちゃん(瀬戸花まり)、みねり(天彩峰里)かな。銀橋渡り、オイシイ。

・戦国武将っぽいマカゼとキキちゃん、背中合わせに萌え。あっ!もしかしてマカゼって黒田官兵衛なのかな?
・ってことはキキちゃん秀吉?!……いや違うだろ、サル(と呼ばれた男)だなんて。竹中半兵衛かな? でもマカゼが仕えてるっぽかったから違うかな…(パンフ見たい…)
・ヤエ、と呼ばれる女性は みねりちゃん? これまた人外のようだったけど、愛する人を見守りたい、とか。よくわからんなりに泣ける設定だった。

・天守閣?で命絶える二人。葛の葉が現れマカゼの首飾りを手にする。
・葛の葉がはるか昔に晴明に与えた首飾りだった、ってことか? 伏線回収。

・ラストのお祭り場面、ねぶた祭りっぽかったけど掛け声が「ソイヤ、ソイヤ」なので やはり関西の祭りか。(ねぶたは「ラッセラー」だし) 何のお祭りだろう?
・っつーか、ソイヤ、ソイヤと言えばワタシ的には一世風靡セピア…(古過ぎ)

・演出、イマドキな感じで映像多用。しかし昔に比べて綺麗になったなぁ、と しみじみ。
・五芒星とか厄除けっぽい柄(言い方)とかが映し出される度に「ウッ…」となった私は何かヤバい💧?

・しかしとにかくやっぱりいろいろわからなくてパンフ買えば良かったとしか(涙)


とりあえず、マカゼの雅な雰囲気と陰陽師のカッコ良さがハマっていて、まどかが けっこう妖艶で、なんかいつも言ってるけど 想定外に並びの良い二人。
但し、最後のお祭り場面は まどか=子供にしか見えなかったw

内容をアレコレ考えずにショーとして観るか、元ネタと役を把握して芝居として観るかで満足度が変わってくるだろうなー。
ワタシ的には、こんなことならちゃんと把握して観たかったし その方が面白かったと思う。ホント、パンフ買うべきだったなー。妙に節約魂が湧き上がってきちゃったんだよなー💧
これからご覧になる方は、ちゃんとパンフ読まれることをオススメします。


あと、どーでもいいけどまた漫画『陰陽師』の舞台化を妄想しちゃったよねw
マカゼ安倍晴明だとしたら、キキちゃんは絶対にライバル芦屋道満だなー。ガッツリ妖術対決してほしー♥️
晴明の友・博雅は、男前な愛ちゃんで妖かしとの切ないラブストーリーやってほしー♥️(←原作小説にそういう話がありましたん)
ずんちゃんは琵琶の付喪神かな←可愛すぎか♥️
まどか は晴明の妻(?)の真葛(まくず)。一人称が「オレ」な少女だけど強大な力を持ってる。想像したらメッチャはまりそう…
すっしー組長は菅原道真公(怨霊)、どうだろう?
式神とか精霊とか若手にも出来る役たくさんあるし、良いじゃあーりませんか! (ひたすら妄想)

久々に漫画 読みたくなったけど、断捨離しちゃったんよね(涙)
電子書籍もあるみたいだから購入しちゃおっかな。。。

すっげー余談でした。


異人たちのルネッサ~ンス🍸✨🍸(なんか違う)の感想は後ほど。