帯 : 博多織(なごや帯)
帯揚・帯締め : 夏用
長襦袢 : 麻
半衿 : 絽
単衣の着物を、着ると細身になって
スマートに成ったと、勘違いしてしまいます。
単衣の着物を着始める頃から、秋の袷の着物を着る頃まで
ほとんど、なごや帯を締めています。
普段使いの柄が多い
博多織や博多献上の帯は、お稽古事に締めて
めったに締めない袋帯を、なごや帯に仕立て直した帯は
文様も重厚なので、気の張る外出に愛用しています。
真夏の透ける着物を着る頃には
帯も絽・紗・麻・羅・・・と、いろんな帯が楽しめます。
八十歳過ぎた姉が、めっきり着物を着る機会が少なくなったと
話しておりましたが、機会が無いのではなく
着る気力がなくなるようです。
そんな話を聞くと、まだ元気な今の内に
しっかり着物を、楽しんでおかなくてはいけませんね。