青磁器の色彩、天龍寺青磁 | 京都を遊びつくすブログ

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私は磁器にまったく詳しくありません笑

 

しかし、今手元にある色彩に関する資料に記載されている磁器が

 

すんごい綺麗で、個人的に気に入ったので(笑)

 

今日はそれを書いてみようと思います。

 

まず、青磁器の説明から。

 

深い青色を湛えた磁器の焼成(しょうせい。原料を高熱で焼いて性質に変化を生じさせること。)は

 

4世紀頃から中国の越州窯で始まり、

 

宋時代にかけて中国全土に広がっていきました。

 

越州青磁は、中国古来の思想に基づく

 

美しい玉(ぎょく)のような天青をした青磁の改良に努められました。

 

青磁の中でも砧(きぬた)青磁は、日本への渡来も平安時代末の

 

平重盛諸事の馬こう絆茶碗が伝わるなど速くから見られたそうです。

 

中国にある龍泉窯の青磁は元時代に

 

我が国の天龍寺造営資金の捻出のために開かれた勘合貿易船が舶載した青磁類を

 

(これについての詳細は『天龍寺』で書きました)

 

天龍寺青磁と呼ぶそうです。

 


世界が夜の祇園の夢なら
青磁色。私の手元にある資料には

 

青磁茶碗 銘馬蝗絆 東京国立博物館 重要文化財

 

の写真がありますが、とてもキレイです。

 

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