『絆創膏への愛①・想定内』からの続き。

 

 

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貼るわけないでしょうがそんなところに…。

本当に四コマ目みたいな格好でカニのように歩いてきた。

で、私は本当に「なんでそこ?なんでそうなった?」

…って言ったよね。マジで。

 

 

これで当初はこの話終わるつもりだったのだけど、

もう一回絆創膏ネタが降って湧いたので、

次回、『絆創膏の愛・応用編 ※やや内容ネガティブに続く。

 

 

 

おにぎりおにぎりおにぎりおにぎりおにぎりおにぎり

 

イギリスネタ〜

今日は英語の授業の個人的メモ故、つまらんかもしらん。

 

 

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メアリーとNational Galleryにお出かけしてきた。

目的はウィリアム・ホガース『Marriage A-la-Mode』

日本では『当世風結婚』というタイトルで知られる。

ホガース自身はあの有名な『放蕩一代記』を描いた人。

ところでホガースの師匠にして、彼の嫁さんの父でもある、

ジェームズ・ソーンヒルはセントポール大聖堂の中央ドームの

天井画を描いた人。調べていくとどんどん繋がるねー。omoshiro〜

 

『Marriage A-la-Mode』の画像を貼ろうかと思ったのだけど、

National GalleryのサイトでDL禁止imageになっていたので、

画像のリンクだけ貼る。

 

http://www.nationalgallery.org.uk/paintings/william-hogarth-marriage-a-la-mode-1-the-marriage-settlement

http://www.nationalgallery.org.uk/paintings/william-hogarth-marriage-a-la-mode-2-the-tete-a-tete

http://www.nationalgallery.org.uk/paintings/william-hogarth-marriage-a-la-mode-3-the-inspection

http://www.nationalgallery.org.uk/paintings/william-hogarth-marriage-a-la-mode-4-the-toilette

http://www.nationalgallery.org.uk/paintings/william-hogarth-marriage-a-la-mode-5-the-bagnio

http://www.nationalgallery.org.uk/paintings/william-hogarth-marriage-a-la-mode-6-the-ladys-death

 

 

リンク先が大量にある事からも察することができるが、

本作品、6枚組の1シリーズで、続けて見るとある一つの物語になっている。

テーマは「Love or Money?」

お金のために結婚することへの、痛烈な批判。

それを文字が読めない層にも説くために描かれたのだと、メアリーは言う。

日本の仏教絵画の「絵解き」っぽいね。

 

 

 

この一連絵画の面白いところは、

細かいところに暗喩となるモチーフが散りばめられていること。

文字無くして、物語の詳細を絵のみで語っているところ。

 

ある男が「Family tree」の絵を持っているのは彼が貴族であることを示し、

男のポケットの中の匂いを嗅ぐ犬や召使いの持つ像は昨日の浮気を示し、

ひっくり返った椅子は物事がカオスになっていることを示し、

首元の黒いパッチは彼らが性病になっていることを示し(これは暗喩じゃないか)

足元に転がる新聞と空の小瓶は女が毒をあおったことを示し…

 

絵画中の壁に掛けられた絵さえも、物語の何かの暗喩になっている。

詳細は以下の動画で面白く学べる(英語/でも字幕があるから大丈夫!)

https://www.khanacademy.org/humanities/ap-art-history/early-europe-and-colonial-americas/reformation-counter-reformation/v/william-hogarth-s-marriage-a-la-mode-c-1743

その謎解きを英語でやるっていうのが、今回の授業。

可能性の大小を表す各表現を使いつつ喋らねばならない。

メアリーは美大出身かつ、今学校の先生なので、

絵画関係に明るいのだ。それでいて英語教授の経験も長くあって、

本当に得難い先生です。なのにimproveしない私って一体…真顔

 

 

 

ナショナルギャラリーには、正面入ってすぐ横の部屋に、

ゴッホのひまわりがあって、美術館側もそれを目玉にしているから、

観光客はそこに流れ込む。これを見てメアリーは

 

「ゴッホはいいんだけど、どうせならイギリス的な画家を

 ここでは見るべきだと思うの。まさしくホガースとかね」

 

と言っていた。イギリスはターナーだけじゃないのね(笑)

だってイギリス人の有名な画家って他に誰かいるかな?近現代以外で。

作曲家もあんまりいないよね。ヘンデルもイギリス人ではないし。

そう考えるとホガースってなかなか貴重な芸術家なんだわ。

まあ私が他を知らんだけかもわからんが。

 

このホガースの一連の作品は National Gallery の Room35 にある。

ちなみに一緒にあるエビ売りの女の人の絵がメアリーは大好きだそうな。

(レッスン中 Prawnsを最初聞き取れなくて、また絶望しました)

お時間ある人は見てみてちょーでゃぁ。

 

 

 

ところで、

2年前はNational Garallyのゲートは

何のチェックもなく入れたのだけど、

今回は荷物チェックがあった。テロ警戒や。

トラファルガー広場は銃器持った警察もウロウロしている。

 

 

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↑溶ける兵士の砂像が置いてあった。

戦争で消費される男たち。
The tragedy must be rememberd so as not to be repeated.
って、この間やり終わった Duo3.0 の例文そのままだけど。
今日(日本時間では昨日)は終戦記念日。
 
 
 

 

 


 

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