いや、暑かったから靴下脱いだだけなんだけど。
本日のイギリスネタ。
なんで冬なのに靴下脱ぐほど暑いかというと、
セントラルヒーティングのラジエーターが
いい仕事しているからです。
これのおかげで部屋だけでなく廊下も玄関も
トイレもお風呂も、家のそこらじゅうが全部暖かい。
画像はwikiから拝借。
こういう板状のラジエーターが壁際にくっついていて、
これが放熱して部屋の空気自体を温める。
ラジエーター自体は直ちには火傷しない程度の熱さで、
ガスと違って空気が汚れないし、
電熱系と違って火事にならないのが良い。
ラジエーターの中には熱い液体が入っていて、
常に循環している。が、この中に空気が入り込むと、
ゴボゴボ水音が鳴り始める。
ラジエーター関連のトラブルで最も頻繁に起こるものじゃないかな。
超基本のトラブルなのでプラマーを呼ぶほどでも無い。
解決方法。
ラジエーターの横にこういう凹凸(vent)があるから、
ここにキーを差し込んで、徐々に時計回りに回す。
この時いらないタオルや布などで
キー及び凹凸の周りを必ず覆いながら回す。←大事!
水しぶきが飛び散る場合がある。
回していくと、シューと空気の抜ける音がする。
水しぶきが迸らない程度に回し具合を調節しながら
空気を全部抜く。最後ちゃんとvent閉める。
これで水音が消える。
プラマーを呼ぶほどでも無いと先に書いたが、
私自身はこのやり方をプラマー直々に教わった。
最初口頭でだけ彼から説明を受けて、
「わかった自分でやってみる」と言ったら、
「ダメだ!やめておけ!素人が下手にやるとスプラッシュして
部屋中が水浸しになるんだ!最初は俺がやるから見とけ!」
と言って実演してくれました。
しかも私の英語がとても怪しいので、
「いいか?こうやって…こうだ!こうやって…こうだぞ?」
「布、布が必要だ。こうやって…巻いとくんだ!」
と、それはもう非常に丁寧で大げさなジェスチャーつきでした。
でも他の方々に聞いたら別に超簡単だから、そんなわざわざ
実演するほどでもないと言う。(私が頼りなく見えただけかもしれない)
あの時のプラマーさん、めっちゃジャスティンビーバーに似てた。
ちなみにキーは賃貸フラットの場合、
前の住人が置いてってくれる場合も多く、
納戸とかにポイッと入っていることもあるので
捨てないで置いておく。
無い場合は自分で買う。金物屋等で売っているが、
昼間そんなとこに買いに行く暇がない場合、Amazonでどうぞ。
うちは例のジャスティンがくれました。