EP51 テクォンドを始めたきかっけ~NetflixドラマKobra Kaiで共感 | 「CAn」서울←→東京のストーリー

「CAn」서울←→東京のストーリー

안녕하시안~

日韓の芸能の経験や自分が感じたものを100エピソードの達成を目指して更新します。

 

  Live a life.

 

現在だけを考えると、身長から体格まで弱くはないと思いますが幼少期では全然違いました。

中学性まではかなり細身でまた身長も150㎝にならないくらい小さく、体も弱かったです。

 

それを心配していた父は本人が習っていた「合気道」を教えてくれました。

そこそこやっていましたが、筋力が弱く小さい自分には強くなるにはあまり効果がなかった気がします。

小学校ではいじめられていたこともあり、特に負けず嫌いだった自分は一度大喧嘩になり、身長の高い奴(?)に殴られて倒れたことがあってからまた上の学年の大きい子に蹴られて飛ばされたことがありました。

 

自分が小さくても勝手なかったことがとても悔しく絶対勝ってやる!と思い。

そのあと強くなるため必死にトレーニングをしていましたが、父は忙しかったし独学では限界がありました。

 

そこで見つけたのが「テクォンド」(태권도)でした。

親は身長(?)を心配して関節技が多い武術は習わせないようにしていたが、突き系が主なテクォンドは途中で辞めない条件付きで承諾してくれたました。(実はちょうど入会キャンペーン期間だったため。。。。)

 

通い始めた道場は公認7段の館長が運営する厳しいことろでした。

通って1週間くらいから全身筋肉痛とあざだらけになっていたが、なぜか当時すぐ辞めたいとは思ってなかったと覚えています。

直接指導するのは館長じゃなく師父(사범)が多かったが、私は当時4段の厳しい師父を選択しました。

 

通い始めてから確実に強くなっていくのが感じていたからだと思います。

道場では大きく3種類の稽古がありました。

 

*基本技術:突き、蹴り、体力トレーニング

*レベルの動き「품새」:태극1~8장/고려/금강/태백の順番で習得していく。

*組み手「대련」:同レベルだけではなく級が上とも頻繁に。

 

あとはスポーツ大会をやったり、映像を見る時間もあり少し稽古で疲れていた時にも道場に行くのはとても楽しかったと覚えています。

館長のポリシーでよかったことの一つが。

級、体級関係なく順番ずつ組み手を行うこと。

 

 

偶に大人クラスからの参加者で体育大学生やボディーガード希望の180㎝以上の有段者も多かったが、ほどほどはしてくれたが組との終わりには両手があざだらけになっていました。

その中で、半年ほどが過ぎたら大分なれていまして特に組み手の時間が楽しみになっていました。

 

体が小さい自分には当時足の技がよく、気が付いたら同級では一番強く(?)なっていました。

 

武術をやってよかったことは

①礼儀を学んで、お互いを尊重する:

年齢も違う、不良もいたり、問題児とか色んな人がいたがテクォンドを学ぶことにより仲間意識を持ち厳しくトレーニングの中で礼儀を学んでいました。

 

②いじめられた子も、いじめた子も仲間になれる:

実は私がこの道場に通っていたことがあとから周りの友達や学校にも知られ、学びたい入会者が増えていました。

その中では自分をいじめた子達もいて、あとから組み手をしてからはいじめることがなくなりました。

単に自分より強いからではなく、武術を通じ仲間意識や人をいじめることがよくないことに気づいたからだと思います。

同じ道場に通うだけで「仲間」意識を持っていました。

 

③自身を持って落ち着ける:

体力全般が強くなり、全般的なことに自信を持つようになりました。

学んでいた初期には荒かった(?)時期も確かにありましたが、自分が直接人を殴ったり逆に殴られたりすることで相手のダメージがどれくらいかもわかるよになり、暴力をふることは出来なくなりました。

 

実はそこから館長にオリンピック選手団になるかとを強く誘われていましたが、親が大反対して微妙な雰囲気になり厳しい師父から甘やかし師父に交代があってその道場にはいかなくなりました。

 

そこから公認2段、非公認3段で大学の時にも少しやっていまして軍隊では訓練所では教官もやっていました。

今はトレーニングをさぼって(?)形くらいしか覚えていないですがテクォンドをやってから得られたことがたくさんありました。

 

近代テクォンドは空手からの動きが似ていたり、現在は幼稚園生に習わせる基礎教育みたいなものになっていて認識がよろしくないことも事実ですが『礼儀』を大事にし弱い人も身を守れる素晴らしい武術です。

 

時代が変化し厳しいトレーニングが出来なくなっているのがとても残念なことだと思います。

 

今Netflixで人気ドラマの「Kobra Kai」では空手を通じ、アメリアの町の中で起きるハプニングが描かれていますがかなり共感することが多いです。

 

 

武術を通じ仲間意識を持ったり、結局「善」に近いものを求めるようになること。

強さは他人を痛めてから生まれるものではないことや、善のためには力が必要であることも。

特に面白いのはドラマでは韓国人の空手師父が悪(?)で出ているが、アメリカ人から見られたアジアの武術の目線と考えるととても面白い気がします。

 

武術を通じた友情・仲間意識。

今は中々持てない懐かしい気持ちです。

————————————————

U CAn

エッセイ→Movie Essayがスタート!