MOUSSY 上着の赤い色が付いた白色のGパン | 京都・氏政クリーニングのシミ抜きブログ

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2017年より父の後を継ぎ取締役をしています、息子の氏政 保裕です。
不慮の事故で亡くなった父に代わり、まだまだ未熟ではありますが若さで氏政クリーニングをもっと繁栄させていこうと思います!

3年ほど前から弊社直営店をご利用頂いている30歳代半ばの奥様からのご依頼です。

 

日頃はほとんどご利用が無く、年に1~2回程度のご利用で、毎回やっかいなシミ抜きのご依頼が多いお客様です。

 

受付スタッフ、『こんにちは』

 

お客様、『Gパンの腰回りが赤く染まっているんですよ!真っ白に戻りますか?』

 

受付 スタッフ、『これは、どうされたんですか?』

 

お客様、『赤い上着を着てたら、その色が移ったと思います。』

 

受付スタッフ、『革の上着でしょうか?』

 

お客様、『違います。ポリエステルです。』

 

受付スタッフ、『ええ!ポリエステルでも色が付きますか!?』

 

お客様、『普通のポリエステル100%のジャケットです。』

 

受付スタッフ、『そうですか!移染落としは落ちる場合と落ちない場合があるので、やってみないと分かりませんが、ご了解くださいね』

 

お客様、『分かりました。よろしくお願いします。』

 

 

綿99%、ポリウレタン1%の混紡素材です。

 

移染落としで一番難しいのが、水洗いで洗って染料が移染した場合です。

 

今回の事例の様に、着用摩擦で付いた移染は繊維の表面にだけしか付いていないので、比較的落としやすいシミ抜きです。

 

シミ抜きの難易度にかかわらず、シミの種類を問わず、シミ抜きの手順は油性処理から行います。

 

今回の事例でも、油性処理で90%以上落とすことができました。

 

残ったシミは水性処理と水洗いで落とすことができました。
 

      →   

左側 前ポケット口周辺 (シミ抜き前と後) 

 

   →    

右側 前ポケット口周辺 (シミ抜き前と後) 

 

(仕上がり)

 

後日引き取りに来られ、

 

受付スタッフ、『真っ白に蘇ってますよ』

 

お客様、『うわツ! 家で洗わないで(氏政に持って来て)よかった!』

 

受付スタッフ、『また履けるようになってよかったですね』

 

お客様、『ありがとう』

 

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