久しぶりに大きな浴槽に浸かっていたら
暖かいのと手足が伸ばせるのとで嬉しく
いつの間にか…眠ってしまったらしい
氷水を含まされた感触でようやく目覚めた
ゆっくり目を開けたら謝炎が泣いていて
そっと指を伸ばした瞬間引き寄せられる
[いくら呼んでも返事が無いから…だから
お前が眠っているのを…目覚めないから]
その後は言葉が出て来ないのか…
[…ごめん…久しぶりにゆっくりお風呂に
入ったら…眠くなってしまったんだ…
夢なのかなって思ったけど…だからあの]
しばらく互いに無言なのに…幸せ過ぎて
端正で男らしい顔が近づいてきて…
最初は優しく触れるだけのKissしてたら
次には呼吸が出来ない程に求められて
まだカーテンも閉めてないのに…逆えない
僕たちの愛は…もう誰にも引き裂かれない
