唐毅さんに起こされるまで深く眠っていた
肩をそっと揺すられてようやく起き上がる
至近距離でしばらく見つめ合ってしまった
睫毛が思いの外長くて…綺麗な顔をしてる
一方の唐毅さんも自分の顔をずっと見ていた
時間にしたら一分くらいなのに…その時
[小飛大丈夫か?顔が赤いが…熱があるのか
ほら支えてやるから掴まれよ]と言いながら
ウエストを引き寄せれた瞬間何かが…
勢いよくぶつかってしまい謝ろうとしたら
噛みつくようなKissをされて感じてしまう
[…あっ…唐毅…もっと…Kissして欲しい]
ウエストを抱いていた腕にさらに力が入って
シャツの裾から唐毅さんの手が…すると
背中の肩甲骨をなぞったかと思うと窪みまで
そして…手がジーンズの中へと…入ってきた
しがみついている間にも脚の力が抜けて
"怖いけど…気持ちいい…もっと触って欲しい"
心の声がまるで聞こえたのか…やがて
自分の事を何もかも忘れてしまった小飛…
初めて顔を合わせた時から誘惑している
印象的な一重瞼の大きな瞳が潤んでいた
抑制していたはずの理性を壊された瞬間
小飛の唇に噛みつくようなKissをしてやる
そして男にしては細いウエストを引き寄せ
シャツの裾から手を入れると息を呑んだが
耳元で[大丈夫だから小飛…怖い事はしない
ほら…力を抜いて俺に…お前が欲しい]

