目を開けた瞬間ここが何処なのか?
一瞬分からなかったが硬い感触を感じる
慌て起き上がろうとしたら抱き寄せられて
見上げると思い出した…ここはそうだ
昨日謝炎に公園で再会して連れて来られ
おまけに身体を洗って貰うと拭いて貰った
そして手を繋いで眠ってしまったんだった
感情が昂って触れるだけのKissをすると
あっという間に謝炎に両手を掴まれる
[…念…抱いてもいいか…?優しくする
お前を今度こそ守ってやるから…]
やがて寝室内には…絶え間なく響く声
最初は反応を見るように優しかったのに
離れる唇を無意識のうちに追ってしまい
気が付くと既にPM12時を刻んでいた
左脚に残った傷痕を見られたくなくて
それなのに謝炎は傷痕にKissをしてくれて
[この傷痕もお前の一部なんだ…念…泣くな
愛しているから…お前は俺のものだから
他の男には指一本触れさせないからな]
涙が次から次へと溢れてもう…止まらない
