Phamの身体から甘い香りがすると気付いた 
まだ恋人として付き合う前の事だった… 
何回かPhamの部屋で朝食を食べている時 
突然泣き出した彼を慰めていたら…
そしてPhamを初めて抱いた夜も一晩中香り 
その後も相変わらず香りがしている
濃い睫毛に大きな瞳と表情がとても豊かで 
一緒にいるだけで満たされて…欲しいと 
自分よりも小さな手を守りたいと強く願う  
今も腕の中で眠っているPhamを見るたび 
屈み込みと紅くて小さな唇に指で触れると


昨夜はほとんど記憶に残ってないままで 
互いにまだ服も着てないのに離れたくない 
耳をP'Deanの身体にそっと当てていると
心臓の鼓動がほんの少しだけ早くなってる  
無言で顎を優しく持ち上げられてしまう  
そして大好きな顔が近づいてきて…Kissを 
[おはよう…Pham…腰はもう大丈夫か…?]
改めて聞かれると急にP'Deanを意識して
後退りしかけたら長い腕に捕まってしまい   
P'Deanの右手が…下に下がってきた瞬間  
[…P'Dean…触らないで下さいって…あぁ…]
思わず反応したら…また…どうしよう…
もっと触れて欲しいから瞳を閉じてしまう