ミネラルウォーターを取りに行ってから
また部屋に戻るとまだPhamは眠っている
起こさないようにデュベを捲っていたら
寝返りを打ったと思ったら抱きついてきた
昨夜のPhamは声を噛み殺したかったのか
自分の指を噛んでいたため[傷になるから…
俺の肩でも腕を噛んでも構わないよ…?
気持ちいいなら我慢しなくていい]唆かすと
大きな瞳に涙を溜めながらも[…でも…
あなたの身体には傷を付けたくないから…]
いじらしく掠れた声で言う姿にまた煽られる
[いいから…おいで…言う事聞かないなら
また苛めたくなるよ…苛めて欲しいのか?]
そう言ってPhamの両手を羽交い締めして
声を指で噛む事で我慢していたのに
抱き寄せられたと思ったら無理矢理…
意識が遠のくかと思わせられる長い愛撫
[肩でも腕でも構わないから…我慢しなくていい
我慢して辛いのはPhamなんだから…ほら]
唆されてしまいとうとうP'Deanの右肩を
噛んでしまった…それなのに嬉しそうな表情
気がつくと今度は鎖骨に痛みを感じていた
