Phamを抱き上げるとそのまま浴室へと
服を脱がしてやると恥ずかしそうな表情
身体を洗ってからまた抱き上げてバスタブに
[ゆっくり入っておいでPham…寝るなよ]

笑いながら言うと顔を両手で隠してしまう
恥ずかしい時や嬉しい時に顔を隠すのは 
Phamの癖だと知ったのは初めのKissだった
あの時もやっぱりカーテンの中に隠れた
水泳部の入部テストを見に来たPhamを
見た瞬間何故か涙が溢れそうになってた
合宿の買い出しでスーパーで会った時も
気が付いた時には互いに恋に堕ちてしまい
前世でも恋人同士だったと分かった時に
自分だけを見て欲しいと強く願った


まだP'Deanの感触が残っているなんて
初めてだから何もかもが…愛している
そろそろ出ようとしたらP'Deanが入ってきて 
[ほらPham、急がなくていいから…おいで]
バスタオルでくるんでから抱き上げて貰う
そしてベッドにそっと降ろしてくれてから 
クロゼットから服を出してきて着せてくれた 
キッチンに行きかけたP'Deanの腕を掴んで
[…何処にも行かないで下さい…P 'Dean]
僕が小さい声で言うと強く抱き締めて
髪を撫でながら[夢みたいに俺は何処にも  
行かないから…もう二度と離れない]
やがてそっと顎を持ち上げられてから    
P'Deanの優しいKissを…待ちわびた