自分から連絡出来ないまま一ヶ月過ぎた
あのKissは間違いだったのだと言い聞かせて
そして今僕はモデルに来ていた品軍と
[…好きだと言って…俺の事を…海青…]
穏やかな雰囲気の品軍をいつの間にか僕は
愛するようになっていた…ただ時々ふと
あの人の事を反芻している自分が存在する
あれ以来プールにも行ってなかった
次の日僕は父さんの仕事を手伝うため
近道で公園の中を助手席から見ていた
何気なく視線を巡らすとあの人がKissして
恋人がいたのだと…やっぱり…忘れよう
気まぐれに過ぎなかったのだと…