【広島市に来ました!】 からの続き →
広島旅行2日目。
「ひろでん」こと広島電鉄の「一日乗車券=600円」を購入した。
これで市内を走る路面電車に、一日中何度でも乗り降りできる!
そもそも私は、路面電車ってものが、物凄く好きなのだ。
こんな楽しい乗り物もない。
それに、路面電車が活躍している街というのは、まず例外なく豊かで美しい気がする。
バスや地下鉄とは、何かが決定的に違うのだ。
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これは「広電本社前」の電停(停留所)。
そこはかとなくユーゲントシュティールというか…ウィーン分離派というか…オットー・ヴァーグナーっぽいというか、お洒落ではないかい?!
一日乗車券で気が大きくなってるので、降りてみた。
そして、誘われるように広島電鉄本社建物の裏側まで歩いてみると、「わぁ〜〜あったわー!」
ここは車庫なのか?
それとも博物館的なものなのか?
よく分からないけれど、時間もないので、とりあえず金網の外から何枚か写真をとった。
なんでも広電は、被爆直後から広島市内を運行しており、まさに市民の心の拠り所でもあるとのこと。
当時の車両は今も「現役」で活躍しているそうで、そこにも大きな意味を感じる。
再び中心部に戻ってきて、商店街をブラブラと。
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本通りのアーケード。
歩行者天国の商店街が広範囲に続き、とても栄えている。
日用品から高級ブランドや宝石まで、なんでも揃う勢いだ。
目新しさに嬉しくなって、ついつい歩き過ぎてしまったようで、いささか疲れたから、目に入ったフルーツ専門店で「ランチ」することにした。
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「ランチ」なので、 “ゴボウのサラダ” が付いてるけども、メインとなるサンドイッチの中身は「八朔+餡子+生クリーム」だ。
これ、とても美味しかった!
「タマル」さんというお店。
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朝ドラ「べっぴんさん」は、途中から見る気がしなくなって久しいのだけれど、広島でも発見! 高級子供服のお店!!
見るからに仕立ての良さそうな子供服がショーウィンドウに並び、坊ちゃん嬢ちゃんの晴れの日を飾ってきた歴史も感じる。
広島って、相当に余裕のある街なんだな〜〜と思う。
高級子供服の店が存在する街は、まず間違いなくとても文化的だ。
この「しんや」さんでは、習い事の発表会などでのステージドレスも、オーダーメイドで作って下さるとのこと。
そういえば、ここ広島市内には「エリザベト音楽大学」もあるのだ!
素晴らしい♪
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本屋さんに入ると、御当地「広島」本のコーナーが…
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デパートでも大々的に売られている「カープ」の服やら帽子やら…
エレベーターで一緒になった赤ちゃんの涎掛けも、「Carp」のロゴが入った真っ赤な涎掛けで、思わず「まぁ〜かわいい!」と話しかけてしまった!
親御さんも嬉しそうに、「はい、今からカープファンなので!」と♪
広島に来て、まだほんの2日目だけれど、いろいろ分かったことは、まず街が、経済的にも文化的にも豊かそうだということ。
カープへの長年の応援を見ても分かるけれど、人々の郷土愛が、ぶれることなく熱いこと。
広電の車内に漂う空気も優しいし、飲食店のサービスも親切であたたかい。
いい街だ、広島!!
→ 続きます 【とても良いホテルだった広島のリーガロイヤル】