蟹座の新月 07/13 11:49分。
この日蟹座にいる太陽と月が合体。
そして反対の位置にある山羊座、そこに鎮座する冥王星とコンジャンクションになります。
蟹座の新月がもたらすものはなんでしょう。
通常の蟹座新月なら癒しの〜とか母性の〜とか言えるのでしょうが、今年はちょっと”芸風”が違います。
今年の蟹座新月の配置は、蟹座:月の使者なんていうどこかおとぎ話的な”柔らかいもの”ではなくて、
強制的な母星への帰還のようなことが起きそうです。
ちなみにここでいう、母星とはなんなのか、ということですが、
それはもちろん、其々、個々人が生まれ落ちた時に胸に秘めている課題や宿命みたいなもの、
魂のアーキタイプ(原型・雛形)のこと。
前述のおとぎ話的なノリで通すと(ジブリ版の)かぐや姫のラストで(見てない人は是非!)
”母星”といわれるものからハイテンションな曲をかけてやってくる”けったいな方達”、
そういう人がこの新月から次の満月までに現れる暗示もありますし、
実際にそういうイベント・出来事が起きたりして、使命へと勝手に導かれたりするのかもしれません。
この世に生まれたわけというのはかなり大それた表現ですが、それぐらいの大きなことに気づけたり、思い出させられるような何かが起きたりする、そういう時期ということです。
ちなみにそのback to使命は
”感情面”をトリガーとして表面化させてくる可能性があります。
例えばですが、
最近いつ”本気で”笑ったかな?
最近いつゆっくり本を読んだかな?
最近いつ”心地いい”とか”気持ちいい”って感じたかな?
最近”あれがしたい、これがしたい”っていう自発的な欲求が生まれたかな?
とか・・・ふっと思ったり、感じたり。
”なんか安定はあるけれど、心は満ち足りてないな。
心ここに在らずで”淡々と”仕事やデイリールーティーンに向き合ってないかな。
日々タスクを”こなすだけ”の生活になってるかもな”
等々、自問自答の日々になる暗示もあります。
人間、日々の生活があります。
時には営業スマイルもライスワークもこなして、
当然日々のルーティーン、daily-dutyもありますから全てが思い通り!なんでもやりたい放題!
ということはあまりないかもしれません。
生きがいも・やりがいもなく、
心が表にまったく出られないような”鎧・衣”をきたままで過ごしていて、
本当に心の奥底から笑ったことってどんどん少なくなっていったり、
これ朝までやっていたい!寝る間とかいらない!っていうレベルで
はまれるものに出会ったりすることもなく、空虚に日々が過ぎていく・・・
そんなことがもしあるならば、
まさにこの蟹座新月は心身のチューニングにぴったりの時間。
これからの2週間のテーマは
心の声を聞き、心と体の調律をする、ハーモニーを意識する、
こと。
心と面談しましょう。
心は何を望むのか、
心は体とマインドにどうして欲しいのか。
心・体・マインドの三位一体のバランスを整えるとき。
それがこの蟹座新月。
心のうちのうちにdeep-diveして、
しっかりと心の声を聞き、本心から笑えるように、
心の充足期間を設け、心が癒されるように…。
心に蓋をせずにしっかりと対談して今後の方針を決めていきましょう。
その際に”心が虐げられるようなこと”は絶対に選ばないことがポイント。
心を無視した生活が続けば、いつか大きなほころびになること必至。
日々の生活をしっかり見直したりして、この機(新月期間)を利用し、
自分の心のおもてなし上手になっちゃいましょう!