ＳＮＳを開けば…
ラグビーに関する投稿で溢れている。
街を歩けば
各国のレプリカジャージを
着ている外国人に
すれ違う。
そして日本代表が
プールトップ通過で
初の決勝トーナメント進出！！
こんな光景を
見られる日がくるなんて
未だに
夢を見ているんじゃないか
なんてたまに思います。
そういえば
どうしてこんなに
ラグビーに
ハマっていったのだろうと
ふと思ったので
自分への記録用として
つらつらとここに
残したいと思います。
少し、いや、
かなり長くなります。笑
お暇なときに
是非ごらんください。
９年前の大学４年生。
一個下のゼミの後輩に
ラグビー部の男の子が入ってきました。
授業を休みがちな他の男子生徒とは違い
遠征以外はきちんと出席していました。
今思えばあんなにハードな練習もしていて
しっかり課題もこなす彼は
努力家だったんだなぁと
今更尊敬しています。
（その時は労わる声もかけずに
ごめんね。笑）
秋になり、
「先輩、試合見に来てくださいよ。」と。
ゼミのお友達と観に行くことになりました。
ラグビーってなんだろう？？
ルールも何もわからず、
楕円形の球であることも知りませんでした。
楽しめるのかな…とまで思ったのに…
試合が始まった途端、
なんなんだ！！このスポーツは！！
と身体中に衝撃を受けました。
身体の大きな選手が
おしくらまんじゅうしてる！！
（スクラムをしている）
なんかわからないけど
ボールの上に人が重なりあってる！
（ラックですね）
あれ？ボールって前に投げちゃいけないの？
なんで？
（ノックオンになります）
‥‥という
当時の私は
かなりひどい認識でしたが笑、
ルールがわからないのに
こんなに楽しめるスポーツが
この世にあったなんて！！！と
すっかり
ラグビーに恋に落ちてしまいました。
その時の対戦校はどこだったんだろう…。
記憶が曖昧なのが
悔やまれる。。
あと正直に白状しますと、
筋肉質で大柄な男性に対し
無意識に
ドキドキしていた自分がいました。
そして芝生の上には
そんな男性ばかり…
いや、そんな男性しかいないのです。
ドキドキが止まら…
と私のどうでもいい好みに
話はずれてしまいそうなので
ここら辺でやめておきます。
笑
さて、
それからというもの
時間を見つけて
秩父宮に行くのが
楽しみな週末となりました。
人生に
ラグビー観戦が
プラスされたのです。
２０１１年１２月４日。
私にとって初めての
伝統の早明戦は
国立競技場で行われ、
１８-１６で見事早稲田が勝ちました。
その年は奇しくも？
ＲＷＣニュージーランド大会が
開催されていましたね。
（当時ＲＷＣの存在を
全く把握しておりませんでした。
申し訳ありません。）
私のラグビーライフは
そんな感じでスタートを
切りました。
そして社会人になり
ZIP!でお天気を担当していた頃、
ズムサタにもご出演中の杉江勇次さんが
予報士として
週に２日担当してくださっていました。
杉江さん、
実は元ラガーマン！
当時、
“ラグビーが好きです。”
なんて女性は周りにいなくて
珍しいね～なんて言われたり
話し相手がいなかったので
朝の待機時間に話していた
杉江さんとのラグビートークが
とてもとても楽しかったのが
記憶にあります。
そしてすっかりその頃には
筑波大学ファンになっていました。
あれ？
母校、
早稲田なんですけどね私。笑
青いジャージを
追いかけていました。
ただ、その頃でさえも
ルールとか
ポジションの意味合いは
よくわかっていませんでした。
今思うと
勿体ないことしていたな～
なんて思いますが、
その当時はそれでも
心の底から楽しんでいました。
ルールがわからなくても
楽しめる！
それがラグビーの
魅力の一つでもあるなと
思っています。
そして、
社会人２、３年目。
当時環境が変わり
慣れない仕事に
精神的に追い詰められ笑
余裕がなく、
土日も仕事だったため、
すっかり秩父宮から
足が遠のいてしまいました。
気にはしていたので
ネットやテレビなどで
結果はチェックしていましたが。
そんな中、
２０１５年。
歴史的な勝利を
目の当たりにすることになります。
ＲＷＣイングランド大会。
私は有難いことに、
『朝までノックオン！』(スカパー)という
試合の直後に行われる特番を
担当させていただいていました。
司会は中川家のお二人。
ゲストは松尾雄二さんや今泉清さんといった
豪華な元日本代表の方々。
そんなレジェンドな方々と
控室で見ていた南ア戦。
最初は
リラックスして観ていた私たちも
１０－１２で
日本が２点のビハインドで
折り返したところで
“あれ？これはいけるんじゃないか？！”
と現地にいる観衆さながらの
興奮状態にいました。
そして試合終了直前、
相手ペナルティ。
２９－３２だった日本は
同点ではなく勝ちに行く姿勢を見せ
なんとスクラムを選択。
エディーＨＣが怒っているのは
わかっていた、
と後々選手たちはインタビューで
答えていましたよね。笑
その選手たちの意気込みに応えて
会場は更にヒートアップしている中、
最後はマフィ選手からのパスで
カーン・ヘスケス選手の
逆転トライとなりました。
控室で見ていた私たちも
涙を浮かべて
みんなで大喜び。
とてつもないことが起こったぞ！
と頭が真っ白な状態の中
放送を迎えたのも
良い思い出です。
残念ながら
スコットランドに負けてしまったことで
３勝ながらも
決勝トーナメントに進めかった日本。
インタビューで
五郎丸選手が涙を流したシーンも
昨日のことにように覚えています。
そして言わずもがな
私の中のラグビー熱は
激しく再燃！！
週末は秩父宮に通う生活に
戻っていました。
そして
大学ラグビーに加え、
２０１５シーズンから
トップリーグの試合も
観るようになりました。
隣は日テレの
久野アナです。
ワールドカップでの
松島選手の
ステップに魅せられ、
サントリーサンゴリアスを
応援するようになります。
そして、２０１６年。
スーパーラグビーに
我らが
サンウルブズが参入します！！
なかなか
勝てない試合が続く中
９試合目で
ジャガーズと対戦し
３６-２８と
嬉しい初勝利！！
２０１６シーズンは
この１勝だけだったので
もしかしたら私勝利の女神かもし・・・。
（以下自重）
そして
２０１６、２０１７年は
サンゴリアスが
２連覇を成し遂げた
年でもありました！
もうこの頃には
ラグビーのスケジュールに合わせて
週末の予定を組むように。
更に
面白くなりそうなゲームの際には
私自身地方遠征なんかにも
気軽に行くようになっていました。
こちらは前日に行くことを決めた
磐田市にある
ヤマハスタジアム！
2016年12月24日
クリスマスイヴ当日。
もはや
ラグビー≫≫≫クリスマス
になっているのが
よくわかります。笑
京都は西京極総合運動公園。
2017年10月15日
この時サントリーはトヨタ自動車との
接戦を31-32で制しました。
手に汗握る
優勝をかけた戦いの一つ！
強く印象に残っています。
ちなみに
花園デビューは
2016年12月17日。
大学選手権、
早稲田vs同志社の
準々決勝を見るため、
念願の花園へ。
改修前です。
ここが聖地か～
なんて
感動もつかの間。
早稲田大学が
負けてしまい
テンションは
がた落ちでした。笑
基本的には
選手図鑑を片手に
たまーにビールも添えて
一人じっと
今年強いところはどこかな～
なんて
観るスタイルが好きです。
まわりの席にいる
おじちゃんが
ビールやお菓子を
くれたりします。笑
そう、
ファンも
あったかいんですよね。
ラグビーって。
勝手に一人で
解説を話している
おじちゃんなんかもいるので
ラジオを聴いている気持ちで
ほ～！！と聞いて
いつも勉強させていただいて
おります。
そして試合が終わると、
勝ったら喜び
負けても
ま、次に期待だな！
と選手を讃えて
帰っていく。
スタジアムに入った瞬間から
出ていくその瞬間まで
ラグビーの文化
全てが好きなんです。
さぁ、そんな
私のラグビーライフも
今年で９年目。
２０１９年！
待ちに待った
ＲＷＣ日本大会！！！
４０万人もの外国の方々が
来日されています。
大変嬉しいことに
今回もお仕事で
携わらせていただいております。
東京都が主催する
パブリックビューイング、
“ファンゾーン東京”の
有楽町・調布会場の
ＭＣを担当しています。
現役のトップリーガーの方々や
元日本代表で
解説者の方々との
ラグビートークは
大変勉強になります。
なんとなく
理解していたルールなども
今回改めて勉強し直し、
それまで日本にしか
注目していなかったのですが
他の１９か国のプレーも
学びたいと
JSportsのオンデマンドで
試合を観る日々。
正直時間が足りず、
溜まっていく試合の数に
泣きそうになる日も
ありました。
でも
こんなにもラグビーに
没頭できる44日間は
これこそ
人生で一度きりの体験。
戦術などをよく理解した上で観る
ラグビーは
それはそれは面白くて、
自分自身
だいぶ成長できたなぁと
自画自賛しております。笑
そして
ＲＷＣの周期で会える方々とも再会。
今週末の有楽町会場では
昨日は松尾雄二さんと。
そして今日は
大西将太郎さんにも
お会いできる予定です！！
さぁ、
この後の
日本vs南アフリカ
の戦い！
初の決勝トーナメント！！
心臓の高鳴りが
ピークを越えて
胸が
苦しくなってきました。笑
今の日本代表なら
どんなことも
乗り越えてくれるはず！
スローガン
“ONETEAM"を
掲げた
桜の戦士達を
みんなで
応援しましょう！！