みなさん、こんばんは。
衆議院議員うえにし小百合です。


今日は日弁連(日本弁護士連合会)主催による
「少年法の適用年齢引下げに関する」
学習会が国会内で開かれました。
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去年6月、憲法改正の手続きに関する

国民投票法が成立し、選挙権年齢が

18歳以上と定められたことに加え、

今年6月、選挙権年齢を18歳以上に

引き下げることが決まり来年から施行されます。


これらの動きを受けて、現在、与党の一部では、

成人年齢を見直し、少年法の適用年齢を
20歳未満から18歳未満に引き下げるべき
との議論が続いています。

少年法は「人は変われる」という立場の下、
罪を犯した若者の更正を促し再犯を
させないという観点から成り立っています。
捜査された事件がすべて家庭裁判所に送られ、
事件の背景や家庭環境なども調べ、
審判を受け、保護観察、少年院などへの保護処分、
刑事裁判を経て少年刑務所に行く
刑事処分を科されることもあり、
より広い選択肢から本人の更正に
合ったものとする利点があります。

学習会では、「仮に少年法の適用年齢が18歳に

引き下げられると、少年事件の容疑者の約40%が
少年司法手続きから排除され、教育・保護的手続き

・処遇ができなくなり再犯が増加するのではないか」
と懸念する意見をはじめとして、

「法律にはそれぞれ立法趣旨があり、
成人年齢を統一する必要はない」等の意見が出されました。


18歳で投票の権利を持つ以上は義務や責任も担うべき」
との観点も大切に考えながら、
再犯防止という観点から立法されている少年法に
ついて真摯に議論を続けていきたいと思います。


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また、参院の法務委員会では、
人種や国籍などへの差別をあおるヘイトスピーチを
規制する法案の審議が始まりました。


法案は、民主党、社会民主党等、野党提案の法案ですが、
提案者は「ヘイトスピーチは人間の尊厳と平等を
否定するもので、被害者は増え続けている」と指摘し、
「差別をなくし、人種などを異にする者が共生する
社会を実現することが重要だ」と法案の趣旨を述べました。


ヘイトスピーチをめぐっては、去年7月、
国連人権規約委員会が処罰規則の整備を求めたのをはじめ、
8月には、国連人種差別撤廃委員会が、
法律で規制するよう日本政府に勧告し、
現在、政府が被害調査を行っているところです。



両方とも、大切な課題ですので、

是非皆さんも考えてみてください。