フガが、6月17日に、虹の橋を渡りました。
フガという猫は、私が彼女面して、
毎日会いに行っていた、
大切な猫でした。
(地域猫)
フガへ。
フガ、いつもうえむを癒やしてくれて、ありがとう。
いつも、笑いをくれて、ありがとう。
フガが、フガフガ言いながら、ご飯を食べる姿が好きだったな。
とっても食いしん坊で、よく他の猫のご飯も奪って食べてたね(笑)
うえむが来たら、だいぶ見えない遠くの方からすでに、駆け寄ってくれたね。
お尻をトントンされるのが、好きだったね。
喜んで行ったり来たりしながら、
うえむの鞄の角や、うえむの手に、
歯茎の汁を(笑)スリスリ擦り付けてくれたね。
それがとても嬉しかったよ。
そして、あくびをしながら、
「(くわぁ〜〜)ぁにゃっ」と、
話しかけてくれたね。
それが最高に可愛かったよ。
フガと知り合って、1年も経たないけど、
一緒に入れた時間はとても濃密だったね。
フガは細くて小さくて、
でもいつも元気いっぱいだったね。
フガが好きすぎて、ホールドしても、
嫌がらず、じっと受け止めてくれたね。
フガは毛が少なめで短いから、
地肌のぬくもりを感じやすくて、
そのぬくもりが、愛しかったなぁ。。。
フガの、短いちっぽも、可愛かった。
お尻をトントンすると、ちっぽを左右にフリフリしたね。
フガは、頭をナデられるのがあまり好きではなかったけど、
首の横をグリグリすると、重みを預けてきたね。
フガは、人前ではツンだったけど(笑)
二人きりになると、甘えの最上級、お手々をグーパーしてくれたね
まさに、相思相愛だったね!
いつもうえむは朝起きて、鬱な気分に思う感覚があるのだけど、
フガに会いに行こう♪
フガ何してるかな?
って考えながら支度するのが、好きだったよ。
夜寝る前は、
今日のフガはこんな一面があったなぁ。。
かわいかったなぁ〜
って、思い返して、微笑んで寝たよ。
それから、フガはいつも、
うえむが来たら、帰るまでずっと、
そばにいてくれたね。
優しく、寄り添ってくれてたね。
呼ぶとすぐ来るし、まるで犬のような猫だったね(笑)
帰る時も、途中までお見送りしてくれる時もあったね。
横に並んで、一緒に歩いたり、後ろからテクテクと付いて来てくれて、見送ってくれたね。
それも、萌え萌えキュンだったなぁ。。。
それが、ある日突然、虹の橋を渡っちまうんだもん。。。
うえむは、びっくりして、
『フガ〜!!!!』
って泣きながら、可愛い抜け殻をそっと撫でたよ。
もう、冷たくなっていたんだ。
いつもは、遠慮して触らなかった可愛いフガの肉球も、最後にそっと握ったんだ。
『フガ、ありがとう!』って口に出して、
最後のお別れをした。
本当に、信じられなくて、ショックだった。
フガの正式な死因は結局分かっていないけど、
最終的な死因は、車が引いたということだった。
でも、フガは、まるでそこに寝ているかのように、綺麗な体だったね。
あの日、うえむが偶然にフガの場所に行った時、警察の人が抜け殻を回収するところだったね。
あともう少し遅かったら、
うえむはフガが虹の橋を渡った事を知らずに、
ずっとフガを探していたかもしれない。
フガは、うえむに、最後のサヨナラが言いたかったんだね。
だから、死んでしまったことをしっかりと、私に教えてくれたんだね。
それはとても突然でショックだったけど、
フガが私に『ありがとう、さようなら』
ってしっかり言いたかったんだと思っているよ。
あの時、ちゃんと教えてくれて、ありがとうね。
フガの抜け殻に、ちゃんとお礼が言えて、良かったなって思っているよ。
フガが亡くなって、3日間くらいはずっと泣き続けたよ。
うえむの目が、ハチに刺されたように、腫れた(笑)
朝起きたら思い出して泣き、
写真を見ては泣き、
夜はまた寂しくて泣く。。。
フガにお花を添えようと思って、
花屋でお花を買ったんだ。
朦朧とした意識の中で、選んだお花(笑)
紫の花が、なんだかフガみたいだなぁ〜ってね。
そのおそろいの花を、今は部屋にも飾っているよ
フガは、私にいろんな事を教えてくれたね。
猫は、可愛いだけじゃないよってことを。
それはとても、感謝しているよ。
とても勉強にもなった。
フガと出会えたおかげなんだ。
フガと出会えてなかったら、経験できなかった大切な事。
フガのしっぽの付け根に、猫ハジラミが沢山いて、うえむは焦った事もあったね。
まずは、猫ハジラミの勉強をして、
駆除薬の勉強もした。
フガの過剰な毛づくろいは、それも原因だったとかね。
フガの油っぽい毛を、拭くには、何を使おうかとかね。
フガと同じ場所にいる、にゃんこさんからも、勉強になることが沢山あった。
フガには沢山感謝しているんだけど、
一つ謝らなきゃならない事があるんだ。
フガが、亡くなる最後の日、
他のにゃんこさんの体調不良で、
うえむは、そのにゃんこさんの事で頭がいっぱいだった。
そのにゃんこさんが心配で、フガもそれを察して、うえむとそのにゃんこさんを、ずっと見守ってくれていたね。
ありがとう。
にゃんこさんを、動物病院に連れて行く時も、
フガに行ってくるよと、声をかけたね。
なぜって、フガは、とてもしっかりした頼りがいのある、うえむの相棒だったからさ。
動物病院から帰ってきた時も、フガの前で、そのにゃんこさんを開放してあげたね。
フガが心配しないように、ちゃんとにゃんこさんを、リリースしたのを伝えたかったからね。
その時、フガは、
うえむの事も心配してくれたね。
うえむも、野良猫を動物病院に連れて行くのが初めてで、自分の薬も飲む暇なくて、汗だくヘトヘトになって帰ってきたからね(笑)
で、うえむはフガにこう言ったんだ。
『フガ、にゃんこさんをよろしくね!
うえむは帰るね。』
これが、生きているフガにかけた最後の言葉だった。
ごめんね、フガ。
もしかしたら、フガは、にゃんこさんをかばって、虹の橋を渡ったんじゃないかなとか、
思っているよ。
フガは、とても優しくて強いからね。
最後の日にもっと、フガの事気にかけて、ナデナデしてあげればよかったなって、
ちょっとだけ後悔してるんだ。。。
そうそう、フガが、大喧嘩した事もあったね。
茶トラと喧嘩で、ものすごい剣幕で両者一歩も引かず、唸り合ってた。
フガは、仲間を守るために、喧嘩してたね。
うえむは、無条件でフガの味方だった。
フガは体が小さいのに、喧嘩も絶対引かず、強かったね!
その瞬間、惚れ直しちゃってね、
やっぱりフガは、私の大事な彼ピッピだと痛感したよ。
フガは、勝ち気で喧嘩っ早いところもあるけど、うえむのことは絶対引っかかなかったね。
私もフガは絶対引っかかないって、信頼してたよ。
相思相愛な気がしていたよ
フガの手入れを色々してあげて、
フガの毛並みと体格が段々良くなって行くのが、嬉しかったな。
フガに、尽くしてお世話するのが、とても好きだった時間だよ。
短い時間だったけど、この時間は絶対に忘れない。フガが教えてくれた、野良の大変さ、猫の手入れ、などなどを知って、
うえむはもっともっと猫が好きになったよ!
(もともと猫好きの変人なのに、もっと変人になったということですね)
フガと出会って、これからもっと沢山の、私の知らない色んなフガを、知れる楽しみでいっぱいの未来だった。
その予想した未来が突然無くなってしまって、
もう、新しいフガを知ることが出来ない寂しさでいっぱいです。
今でも、フガのことを
抱きしめたい思いでいっぱいです。
二度と触れることが出来ない寂しさでいっぱいです。
と、目に涙を浮かべながら、文字を打っている。。。
でも、フガと出会えたこと、ちっとも後悔してないよ
フガのこと、これからもずっと大好きだよ!
世界で一番、愛しているよ〜!!!!
と、叫びたい(笑)
フガは、私の心の中で、ずっと生き続ける。
フガは、想ってくれた人の心の中に、生き続ける。
フガ、本当に、ありがとうね!
また、どこかで会えたら良いなぁ
追伸
フガへ。
言い忘れたことがあったよ(笑)
フガが亡くなってから、その地域の方たちが、私に声をかけてくれたんだ。
もちろん、その地域の方々も、フガの事が好きだったんだね。
フガが亡くなった悲しみを、その人達と共有する事で、少しだけ楽になれたよ。
フガは、色んな人から愛されていたんだね。
それを後から知ったのさ。
そして、フガは、1つ、教えてくれた。
人間は、意外と、悪くないよ!
優しい所もあるんだよ!
ってね。
人間嫌いのうえむに、フガが教えてくれたこと。
ありがとうね!るにゃん
あと、フガは、私にお土産をくれた
それは、、、、
猫アレルギーがだいぶおさまったんだ✨
フガを毎日撫でていたら、だんだん平気になってきたんだ!!!
(最初の2週間くらいは、痒くても我慢した。。愛があれば、猫アレルギーなんてなんのその)
※個人差があります。自己責任でm(_ _)m
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
〜編集後記︰動物の死と向き合う〜
フガを引いてしまった人も、フガの抜け殻を前に悲しんでいたら、私に謝ってくださった。
悪い人じゃなかった。
フガは、なぜ亡くなったのか?
誰のせいでもない。
時が来ただけだ。
もしかしたら、私や、にゃんこさんを守るために、虹の橋へ行ったのかもしれない。
優しくて頼りがいのある猫だったからね。
心の健全な整理がつくのに、
約10日間かかった。
誰かを恨んだり、自分を責めたりしても、意味のないこと。
私は、一匹の猫の死と真剣に向き合った。
思いっきり泣いて、枯れるまで泣く。
それから、感情を共有してくれる人と、一緒に悲しむ。
それから、楽しかった思い出を思い出す。
フガが教えてくれたことに、感謝する。
そして、花を添えて、現実を意識する。
そこから、今私は、立ち直ろうとしている。。。
追記の追記🐾
この曲は、私の気持ちと、フガの気持ちの両方を歌っています。
涙が止まらなくなる。。。
もう何十回と聴いた。。
歌詞はこちら↓