家族というワードで想像する色は?

私の場合こんな色です。

一般的な幸せな家族の色って

暖色系というか

あっかい感じの色味なんだろうなと

思うんだけど

私の場合はずっとこんな感じで

色も淡くて、ひんやりしていて、

いつも緊張していて鈍い感じなのだ。


子供の頃から

今世では子供を産まないと決めてきた。

それに後悔はない。

だけど、なぜだか、

「おばあちゃんにはなりたい」

という願望がある。

おばあちゃんになるには

子供を産んで、その子供が孫を作って

というのか普通のルート。

または、子連れの人と再婚して

養子が子供を作ってというルートもあるだろう。

けれど、私は母にはなりたく無かった。

じゃあこれって叶わないよね。

と思ってたんだけど

家族の形にも多様性があることを知る。


少し前に18/40というドラマが放映されていた。


あの深キョンの役の立ち位置、

めっちゃ憧れる。

あ、でもあれは母の立ち位置か…


経済力があって、

他人に手を差し伸べられる心の余裕

彼女は自分のその時の思いに従って

生きている。

それが世間からみたら特異な状況だとしても

何も関係ない。

その状況に対して周りの目も温かい。

昭和ならこんなドラマ生まれなかったのでは?

仮にそんなドラマが生まれたとしても

周りから非難非難で

暗くて辛くてそれを跳ね除けて

戦うエネルギーの

物語になっていたのではないだろうか。

というか、当時の私はそういった情報しか

拾わなかったのかもしれない。


私の実家は俗にゆう

ステップファミリーってやつだ。

けれど、母の再婚相手(つまり養父)と

私の関係性は冒頭の色のようだった。

いま思うことは、心からの家族とは

同じ空間で、

ネガティブ感情もポジティブ感情も共有し

気付き、成長し合えたか、

そこには信頼とか幸福なんて感情もあるはず。

その濃さにあると思っている。

血の繋がりとかはマジで関係ない。


法律上の戸籍とか、養子縁組とか

遺伝子とか外側から見れば家族だけど

中身が伴ってなければ心は他人だ。

だから、他人であっても

心の家族は成り立つだろうと思う事がある。


多分私にとって、仲間と家族は

同じくらいの意味を持つ。

だから怖いのかも知れない。

それが無くなる事が。

一人で生きていく方が選択としては楽だから。

今年の私のテーマは人の中に入って

人と繋がりを持っていく事らしい。

そういう気づきがあったからシェアしてみた。