私も少年時代から全日本プロレス時代からよく
三沢さんは、TV観戦していた。
別に、特別に好きな選手ではないのだが、
派手さもなく、まじめでひとつの物事を貫き通した選手だと
いう印象がある。
三沢さんの師匠のジャイアント馬場さんも
生涯現役を貫き通したプロレスラーである。
どうして、全日本プロレス選手は現役引退が イコール 死際なのだろう。
いろいろ考えてみた。
「プロレスは最強の格闘技です。」
この言葉の裏には 生涯をもって人々に生きる最強を伝えている」
ひとつの表現方法かもしれない。
生涯をもって現役とする。この強さは競技やパンチやキックの
強さでなく、心の強さを言いあてているような気がしてならない。
どの格闘技よりも 生涯を通じて生きる強さを競うときに
生涯現役で 職場で 殉職するのは命をかける仕事の方には
本望であるとされる。
そういえば先日 和尚という有名な方と食事をしたときに
やはり、同じことを聞かされた。
77歳で 明日からまた、山に籠もります。
山に行くときは 「新しい下着を着る」毎回の儀式です。
何か、共通するものを感じる。
生きているものが自分の生き死にを通じて、残ったものに
生きることの大切さを教える。
三沢さん ご冥福をお祈り申し上げます。
そして社長が死んでも次の日の試合をキャンセルせずに
がんばる選手や会社関係者のかた、本当に故人の意思を
引き継いでいますね。さすがです ・・・・・・・・・・