クリニックの受診から2週間後、私は今後を託す病院を受診しました。
2時間近く待ち、その間に問診表を3種類以上記入しました。
「現状に対する不安はありますか」→かなりある
「それを相談できる人はいますか」→あの人と、この人と5人ぐらいの顔が浮かびました。
今考えるとそれがとても大切なんですね。不安はあって当然。でもそれを誰にも相談できないと、辛さは増す。
ただ、相談できることと、そうでないこともあります。診察を受けてわかりました。
主治医は最初に、クリニックの先生からは何と聞いていますか?と言われました。私はクリニックで聞いてきたこと、それを全部話しました。
付き添っていた夫は「母さん、しゃべりすぎ」
すみませんね。
でもここから、本当に決めないといけないことがたくさんありました。
1)手術の方法をどうするか。全摘にするのか温存にするのか
2)MRI、PETは絶対受けなければならない(自分でも理解していた)
そのあと、遺伝子の検査を受けるかどうかを決めること。
私はそれが、とても辛かった。自分が乳がんであることは確定したけれど、私がこの検査を受けることで、娘にもその可能性があることがわかるのが、何より辛かった。術式よりもそれが重くのしかかって来ました。