この年末年始に読んだ本です。
まずは、数年前に亡くなった哲学者の鶴見俊輔さん(1922~2015)の本。
珍しい絵本です。絵は、佐々木マキさん。
これまで読んだ鶴見先生の本で一番わかりやすく、また人となりも伝わってきました。
この冬休みに読んだ本で一番面白かったです!
一気に読みました。
わたしも流れ星を拾いに出かける感性を失わずにいたいと思います。
いまなお瑞々しく豊かな感性をお持ちの角野栄子先生の本。
挿画も素晴らしいです。
いまどきの中学生、高校生の悩みを垣間みることが出来ました。
古今東西の哲学者の思想が参考に引き出されている点も画期的です。
自分が中高生だった頃はこのようなQ&Aの本はありませんでした。
いまは、すべてにおいて、マニュアル化、指針化、グーグル化されている世の中になってしまったのかも、とも思いました。
グルーフケアは、カウンセリングでも重要なテーマです。
「人それぞれ」というところも大切なポイントですね。
科学の伝記は絵本だとわかりやすい!
なるほど、そうだったのかという経緯を知ることができました。
長野市の出版社の絵本。
つい数十年前まで、田舎の暮らしは、人と動物も距離がずっと近かったのですね。
長野県ならではの出版!
長野県中心の世界史は面白いです。
エレキ・ギターと木材は切っても切れない関係です。
かのビートルズの楽器もそうです。
なんとギターに使われる樹木のハンドブックが付録になっていました!
年末に吉祥寺で観た映画「perfect days」では、東京の公衆トイレも舞台でした。
ずっと昔、公共トイレをテーマに卒論を書いた子がいたことも思い出しました。
ピーターラビットの作者が博物学的な研究をしていたことを、この絵本で初めて知りました。
レイチェル・カーソンのことが描かれた絵本。
「沈黙の春」の執筆前後の流れがわかりやすく書かれています。
淡谷のり子さんのまっすぐな生き方があらためてよくわかりました。
とても格好いい女性だったのですね!