皆さん、こんばんは。
今日はまず、このニュースの紹介から始めたいと思います。
・15歳の難民少年、22歳の施設職員の女性を刺殺 スウェーデン (ハフィントンポスト日本版)
・BBCニュース - 【移民危機】スウェーデンの亡命希望者施設で若者が女性職員を刺殺
・移民の若者、難民センターで女性職員を刺殺 スウェーデン (AFP BB)
スウェーデンで、難民申請中の少年が、あろうことか難民保護施設の職員の女性を刺し、殺害したというのです。
本当に許せません。
調べてみると、殺害されたのはアレクサンドル・マザハルさん(22)で、彼女の両親はレバノン出身のキリスト教徒だったとのこと。
レバノンは今でこそ「中東のパリ」と呼ばれ、ドイツなどを中心にヨーロッパからも多くの観光客が訪れる美しい国ですが、実は1970年代に激しい内戦に見舞われ、大量の難民が発生しました。
そこにルーツを持つ彼女からすれば、シリアなどから押し寄せる難民を他人事とは思えなかったのではないでしょうか??
彼女は大学で、少年の非行をテーマに勉強を重ね、この仕事が終わると大学院に進学し、さらなる研究に勤しむ予定だったそうです。
未来ある一人の女性の未来を、あろうことか支援を受けている難民が奪うという、絶対に許せないこの事件。
この難民は、自分一人の勝手な行動で、難民全員に迷惑がかかるということが分からないのでしょうか??
被害者のご冥福と、一刻も早い原因の究明を願いたいです。
さて、ノーベル賞の授賞式が行われることで有名な、このスウェーデンという国。
実はヨーロッパで最も移民に優しい国として有名な国でした。
人口100万人当たりの難民認定申請者数は14年時点で、スウェーデンが7981人と経済協力開発機構(OECD)加盟国の中では最多だそうです。
スウェーデンには昨年一年間で、約16万3千人もの難民が押し寄せました。
身寄りのない未成年の「難民孤児」が3万5400人にものぼり、66%がアフガンからだそうです。
事件そのものに対する怒りとともに、私の中にこみ上げてくるものは、スウェーデンのメディアの報道姿勢に対する怒りです。
先日投稿した、ノルウェー政府の難民に関する取り組みの中でも取り上げましたが、この問題の本質はこれなのです。
ニュース記事の本文に目を通してみてください。
すると、
警察は少年の身柄を拘束し、出身国も突き止めたが、身元に関する情報は公開していない。
どう感じますか。
どういうことかというと、移民排斥を唱える右翼勢力の台頭を抑えるために、人道的な見地からリベラル派を謳う国家が、真実を報道しないという、一種の言論弾圧を行っているのです。
昨年末、ドイツで起きたケルン駅での難民による集団レイプ事件の際も、同様の理由でしばらくの間、事件についての報道が行われず、情報がほとんど出てきていませんでした。
真実を伝えるという、ジャーナリズムにおいて最も守らなくてはいけないものが侵されているのです。
先日の投稿によると、ノルウェー政府は、犯罪を民族・宗教で区分けしないそうですが、ニュースの文を見る限り、恐らくスウェーデンも同様のことをしているのでしょう。
同じ、北欧の国ですしね。
こういうのを見ていると、国家の役割とは何なのか、と感じます。
個人的には、国民の生命と安全、幸福を第一にまず考えるのが国家の役割なのではないか、と感じています。
内戦の状況が酷いとは言え、言い方は悪いですが難民という、いわば"よそ者”を庇う為に、真実を伝えない、若しくは誤魔化すなどの言論弾圧を行ったりすることが国民の幸せに繋がるのでしょうか?
難民の方々が、凄まじい状況の中、命がけでヨーロッパの地にたどり着いたことは十分分かっているつもりです。
最近の難民の動向は最重要トピックとして、日々ニュースをチェックしています。
しかし、当然の事ながら、難民であろうとなかろうと、やっていいことと、悪いことがあります。
いかなる理由であれ、殺人は宗教問わず、全世界で普遍的に絶対悪です。
彼女は、今回の事件の犠牲者であるとともに、そのような政府の姿勢の犠牲者でもあると思います。
この事件の真相はまだ判明していません。
もしかすると、先日の投稿と同様に、保守的な国で生まれ育ち、「女性は男性の所有物」の考えのままスウェーデンに来てしまい、文化の違いというものが引き起こした悲劇かもしれません。
また、この事件以降、移民・難民排斥の動きがあるかもしれません。
殺人事件があったからといって、アメリカの大統領選挙で旋風を巻き起こしているあの方のように、難民の受け入れを全面的に禁止するというのは、簡単ですが、非常に危険だと思います。
人道的な見地から、難民の受け入れをすることは必要です。
そして、彼らが社会に溶け込めるように、受け入れた以上はしっかりと責任を持ち、受け入れ国の文化を教えこむことも必要です。
重要なのは、出来事に対して隠すことなく真摯に向き合い、ある時には冷静な判断で毅然とした態度を取ることだと思います。
(あわせて読みたい)
・ノルウェーの事例に見る、移民・難民がドイツで集団レイプをした理由?
<情報ソース>
・15歳の難民孤児に刺殺された「天使」 スウェーデンを襲う悲劇(木村正人) - Y!ニュース
・閉ざされた「愛の橋」 寛容の国スウェーデンまで国境管理|木村正人|ニューズウィーク日本版
・19万人の難民に悲鳴を上げるスウェーデン|ニューズウィーク日本版
・わがまま難民に「欧州一優しい国」悲鳴 スウェーデン、許容量超え対応苦慮 - 産経ニュース
今日はまず、このニュースの紹介から始めたいと思います。
・15歳の難民少年、22歳の施設職員の女性を刺殺 スウェーデン (ハフィントンポスト日本版)
・BBCニュース - 【移民危機】スウェーデンの亡命希望者施設で若者が女性職員を刺殺
・移民の若者、難民センターで女性職員を刺殺 スウェーデン (AFP BB)
スウェーデンで、難民申請中の少年が、あろうことか難民保護施設の職員の女性を刺し、殺害したというのです。
本当に許せません。
調べてみると、殺害されたのはアレクサンドル・マザハルさん(22)で、彼女の両親はレバノン出身のキリスト教徒だったとのこと。
レバノンは今でこそ「中東のパリ」と呼ばれ、ドイツなどを中心にヨーロッパからも多くの観光客が訪れる美しい国ですが、実は1970年代に激しい内戦に見舞われ、大量の難民が発生しました。
そこにルーツを持つ彼女からすれば、シリアなどから押し寄せる難民を他人事とは思えなかったのではないでしょうか??
彼女は大学で、少年の非行をテーマに勉強を重ね、この仕事が終わると大学院に進学し、さらなる研究に勤しむ予定だったそうです。
未来ある一人の女性の未来を、あろうことか支援を受けている難民が奪うという、絶対に許せないこの事件。
この難民は、自分一人の勝手な行動で、難民全員に迷惑がかかるということが分からないのでしょうか??
被害者のご冥福と、一刻も早い原因の究明を願いたいです。
さて、ノーベル賞の授賞式が行われることで有名な、このスウェーデンという国。
実はヨーロッパで最も移民に優しい国として有名な国でした。
人口100万人当たりの難民認定申請者数は14年時点で、スウェーデンが7981人と経済協力開発機構(OECD)加盟国の中では最多だそうです。
スウェーデンには昨年一年間で、約16万3千人もの難民が押し寄せました。
身寄りのない未成年の「難民孤児」が3万5400人にものぼり、66%がアフガンからだそうです。
事件そのものに対する怒りとともに、私の中にこみ上げてくるものは、スウェーデンのメディアの報道姿勢に対する怒りです。
先日投稿した、ノルウェー政府の難民に関する取り組みの中でも取り上げましたが、この問題の本質はこれなのです。
ニュース記事の本文に目を通してみてください。
すると、
警察は少年の身柄を拘束し、出身国も突き止めたが、身元に関する情報は公開していない。
どう感じますか。
どういうことかというと、移民排斥を唱える右翼勢力の台頭を抑えるために、人道的な見地からリベラル派を謳う国家が、真実を報道しないという、一種の言論弾圧を行っているのです。
昨年末、ドイツで起きたケルン駅での難民による集団レイプ事件の際も、同様の理由でしばらくの間、事件についての報道が行われず、情報がほとんど出てきていませんでした。
真実を伝えるという、ジャーナリズムにおいて最も守らなくてはいけないものが侵されているのです。
先日の投稿によると、ノルウェー政府は、犯罪を民族・宗教で区分けしないそうですが、ニュースの文を見る限り、恐らくスウェーデンも同様のことをしているのでしょう。
同じ、北欧の国ですしね。
こういうのを見ていると、国家の役割とは何なのか、と感じます。
個人的には、国民の生命と安全、幸福を第一にまず考えるのが国家の役割なのではないか、と感じています。
内戦の状況が酷いとは言え、言い方は悪いですが難民という、いわば"よそ者”を庇う為に、真実を伝えない、若しくは誤魔化すなどの言論弾圧を行ったりすることが国民の幸せに繋がるのでしょうか?
難民の方々が、凄まじい状況の中、命がけでヨーロッパの地にたどり着いたことは十分分かっているつもりです。
最近の難民の動向は最重要トピックとして、日々ニュースをチェックしています。
しかし、当然の事ながら、難民であろうとなかろうと、やっていいことと、悪いことがあります。
いかなる理由であれ、殺人は宗教問わず、全世界で普遍的に絶対悪です。
彼女は、今回の事件の犠牲者であるとともに、そのような政府の姿勢の犠牲者でもあると思います。
この事件の真相はまだ判明していません。
もしかすると、先日の投稿と同様に、保守的な国で生まれ育ち、「女性は男性の所有物」の考えのままスウェーデンに来てしまい、文化の違いというものが引き起こした悲劇かもしれません。
また、この事件以降、移民・難民排斥の動きがあるかもしれません。
殺人事件があったからといって、アメリカの大統領選挙で旋風を巻き起こしているあの方のように、難民の受け入れを全面的に禁止するというのは、簡単ですが、非常に危険だと思います。
人道的な見地から、難民の受け入れをすることは必要です。
そして、彼らが社会に溶け込めるように、受け入れた以上はしっかりと責任を持ち、受け入れ国の文化を教えこむことも必要です。
重要なのは、出来事に対して隠すことなく真摯に向き合い、ある時には冷静な判断で毅然とした態度を取ることだと思います。
(あわせて読みたい)
・ノルウェーの事例に見る、移民・難民がドイツで集団レイプをした理由?
<情報ソース>
・15歳の難民孤児に刺殺された「天使」 スウェーデンを襲う悲劇(木村正人) - Y!ニュース
・閉ざされた「愛の橋」 寛容の国スウェーデンまで国境管理|木村正人|ニューズウィーク日本版
・19万人の難民に悲鳴を上げるスウェーデン|ニューズウィーク日本版
・わがまま難民に「欧州一優しい国」悲鳴 スウェーデン、許容量超え対応苦慮 - 産経ニュース
