登りつめるための要素 | 渋谷区 恵比寿 の駅前 税理士のブログ

登りつめるための要素

渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。



先日、登山家 小西浩文さん の講演会に行ってきました。


小西さんは、8000メートルを超える山々を6座も登頂を成し遂げた
日本登山家の第一人者です。 しかも酸素ボンベを使わない無酸素登頂で。


8000メートルというと、国内線の航空機が飛行する距離です。

酸素は、地上の3分の一
気圧も、地上の3分の一
気温は、マイナス30℃
風速は、10~40キロ/h

その高度に人類が登りつめたとき、体はボロボロになっていくそうです。

目眩、吐き気、頭痛、意識は機能しない、内蔵が機能しない、手や顔が凍傷に
かかる、、、


小西さんの30年間にわたる登山キャリアの中

目の前で死んだ人の数はなんと


54人

だそうです。

小西さんが、これらの困難を乗り越え、登頂を成し遂げつづけてきた要素

トレーニングをして、心臓や肺を鍛え、足腰、腕力を身につけること。

そして何より大事なのが


心を鍛えること

と言っていました。

山頂の環境で体がボロボロになっていくと、人間のエゴが丸出しになる

その時に、いかに自分の心を維持できるかが重要になります。


その鍛え方は

マラソン、指立て伏せ、腹筋、階段上り下り、瞑想、刀振り、、、、

単調なことをやりつづけることが大切だとか


そして1日24時間が心のトレーニングの場になるそうです。

食事のとき、電車に乗っているとき、歩いているとき、、、

心に現れてくる雑念(恐れ、悲しみ、憎しみ、ひがみ、妬み、、、)をすぐに消し去る

これが大切だそうです。



小西さんの話を聞くと、身の引き締まる思いがしました


そしてこの講演会を企画し、誘ってくれた?Project yoshi  代表取締役 小林良正 さん
素晴らしいプロジェクトをありがとうございました。

小林さんは、こう見えて実は空手家。
武道の精神を利用したビジネスメソッドを提唱し、2009年から若手経営者や学生を応援する塾を
定期開催していく予定です。楽しみです。