呉服屋を困らせたお客様の相談 | 上田紬の伝統工芸士 リョウマがゆく!

呉服屋を困らせたお客様の相談

最近、唇に口内炎が2つ同時に出来てしまいました。  

2つが隣り合うように出来たので段々大きくなってきたら2つがくっついて1つの大きな口内炎になってしまった不摂生リョウマです。

年を重ねると治るのに時間がかかるので、しばらく酸っぱ系は気を付けたいと思います。。

 

さて、僕は毎朝愛読しているブログがいくつかあります。 

その中に以前工房にお越しくださった呉服屋さんのご主人のブログがあります。

先日、お店にちょっと困った相談に来られたお客様がいらっしゃったとご主人がブログで綴られていました。

 

どんな相談かと言うと、7月に友人の結婚式の披露宴に出席する際に袷の訪問着を着ていきたいのだけれど、着ていっても大丈夫かどうかとの内容だったのだそうです。

裏地がある袷の着物は10月~5月の寒い時期に着る着物ですから、盛夏である7月に着るというのは一般的にはナシです。

 

呉服屋のご主人が「もし袷の訪問着を着れないとしたらどうされるんですか?」と尋ねたら、「洋服を着て行きます」というお返事だったのだそうです。

ご主人は悩まれた結果、袷の訪問着を着て行く事をおススメされたとブログで綴られていました。

 

ご主人は僕の親ぐらいの年代で着物業界で長いキャリアがあって着物に精通されている方なので、洋服を着て出席されるよりはという苦渋の決断だったというのがすごい伝わってきました。

買うのは間に合わないとしてもレンタルだったら夏物の訪問着を着て行けると思いますが、おそらくお客様としてはお持ちの着物を着ていきたかったんだと思います。

せっかく着る機会があってご本人も着たい気持ちがあるのに、着るのを諦めるというのはあまりにも勿体ないですよね。

ですので僕はご主人が下した決断はお客様の気持ちに寄り添った英断だと思いました。

 

余談ですが、ご主人のブログを読んだ後にフォーマルの袷の着物を夏の披露宴に着て行くのは本当にNGなのかをググってみたら披露宴などでは夏でも袷の留袖を着てもいいというのが暗黙のルールのようです。

確かに嫁ぐときに揃えてもらった着物を季節感が合わないから着る事が出来ないというのは勿体ないですしね。

 

今回の呉服屋のお客様のケースは招かれた側なので判断が難しいところだったのかもしれません。

披露宴に出席される別の方が絽の訪問着を着てこられる場合もあるわけですからね。

でも決して安くはなく、着る機会がやたらにあるものでないフォーマルな着物を袷、単、夏物と3種類揃えておく事も余裕がなければ出来ませんので、そのあたりはやっぱり難しいところだと思います。

 

写真は上田紬の昭和時代の縞帖です。

先日、お世話になっている男性から縞帖から着物のご注文を頂きました。

濃い紺地に青系の縞柄が紬糸で表現されているお洒落なデザインです。

 

このように縞帖からのご注文も承っていますので、ご興味のある方は昭和の縞帖オンラインをご覧ください。

昭和の縞帖オンライン

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