地方の呉服屋は無くなってしまうのか!? | 上田紬の伝統工芸士 リョウマがゆく!

地方の呉服屋は無くなってしまうのか!?

昨日はイチロー選手が現役引退と言う驚きのニュースが飛び込んできました。

残念ですが28年間も現役を続けてこられたのはゴイスーですし、今まで色々と夢を見させてくださったことに感謝したいです。

ちなみにイチロー選手と長野のつながりと言えば、イチロー選手と同い年で高校時代に長野県代表松商学園で大活躍した上田佳範さんを思い出す、長野大好き長野県歌「信濃の国」はもちろんそらで歌えるリョウマです。

 

さて、昨日は展示会初日だったのですが、10時の開始と共に本当に沢山の方がご来場くださいました。

次から次へとお客様がお越しくださり、お昼を食べる時間がないほどでおよそ200名の方がお越しくださったと思います。

 

着物イベントでお知り合いになった方も沢山お越しくださり、色々なお話をお聞きできて楽しかったです。

コースター織り体験も15人もの方が体験してくださり、予想以上の好スタートが切れました。

 

色々なお話をお聞きした中でちょっと耳を疑うというか、驚いた事がありました。

それは上田市と同じ東信地域にある佐久市、小諸市でここ数年で4軒もの地元密着の個人店の呉服屋さんがお店を廃業しているのだそうです。

そんなに無くなっていって大丈夫なのかな?と思うぐらい減っていきますね。。

廃業の理由は経営難のところもあるようですが、高齢で後継者もいないので閉めたところもあるようです。

職人の世界と同じように呉服屋の世界も高齢化が進んでいるんですね。

 

地元密着の呉服屋さんがどんどん無くなっていってしまうと、チェーン展開しているような呉服屋さんだけになってしまって、そうなると何だか呉服屋さんの個性がなくなってしまうようで味気ないです。

作り手としても販売先である呉服屋さんが減っていくと立ち行かなくなりますから、そうなるとやはり作り手自らが表に出ていかなければいけない時代にきているのかなぁと感じました。

 

そういう意味では今回の展示会は作り手自らのセルフプロデュースの展示会なので、時代の先端を行っているのかもしれませんねニヤニヤ

 

展示会は24日(日)まで開催していますので、ご都合がよろしければ是非お越しくださいませ。

『手織り 上田紬 小岩井紬工房展 ~第1回 船出~』

日程・3月21日(木)~24日 10時~17時(最終日は16時)

場所・上田市複合文化施設サントミューゼ 市民アトリエ・ギャラリー(入場無料)

 

では展示会場の様子を少しご紹介します。  こちらは反物を展示してあるコーナーです。 

着尺、お召し紬、八寸帯、りんご染めなどジャンルに分けて展示してあります。

 

こちらは着物の展示です。

会場内は写真撮影OKですので沢山写真を撮ってSNSにアップして頂けるとありがたいです。

 

こちらは昨日の朝届いたサプライズです。

僕が通うキックボクシング道場の師範から粋な計らいで花を頂きました。

展示会場の入口に飾らせて頂いているんですが、華やかな雰囲気になってありがたいですねアップ

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