初売り出しの問屋の末路 | 上田紬の伝統工芸士 リョウマがゆく!
2019年01月03日(木)

初売り出しの問屋の末路

テーマ:着物

正月三が日は寝正月で過ごしていたので、体重計に乗るのがおっかないリョウマです滝汗

休みも今日までなのでもう少しノンビリして明日から仕事にダイエットに頑張りたいと思いマッスル!!

 

さて、僕がこの仕事を始めたばかりの10数年前は年が明けてすぐに取引先の問屋さんから新年の初売り出しをするからと、協力を要請する電話がよく掛かってきていました。

協力要請とは商品を貸して欲しいという事です。 いわゆる委託という手法で売れた分だけ買い取るという問屋さんにはノーリスクなやり方です。

 

普段ご注文をくださる問屋さんからそのような要請があれば、お付き合いですから持ちつ持たれつという形で協力するのも分かるんですが、中には年に1度のこの時だけ連絡をしてくる問屋さんもいました。

しかもその問屋さんは着物業界では大手だったので貸す量も30反~40反とか結構量が多かったのです。

そうは言っても大手の問屋さんだからもし売り出しで売れなかったとしても気持ちとして1反でも2反でも買い取ってくださると思っていたんですが、売れなかったらそのまま返品してきて、さらに送料も着払いのまさにノーリスクのやり方でした。

 

当時は憤慨してその問屋さんに「借りるだけ借りて送料まで作り手に払わせるってやり方どうなんですか?」と抗議したのをよく覚えています。

それ以来、その問屋さんから新年の売り出しの協力要請の電話はなくなり、必然的に取引も無くなりました。

その問屋さんの大きな会場を貸し切って法外な値段をつけて販売するというやり方を好ましく思っていなかったので、取引が無くなってもそんなに気になりませんでした。

 

数年後にその問屋さんは吸収合併されたと風の噂で聞きました。

そしてさらに日が流れ昨年末に倒産したそうです。

 

なぜそういう末路を辿ってしまったのかはっきりした理由は分かりませんが、作り手に負担を押し付けてお客様を騙すような販売をしていては今の着物業界で生き残っていくのは難しいという事は断言出来ます。

 
今年は着物業界にとっていい年になればいいですねアップ
 
写真は展示会のポスターで使おうかと思ってる写真です。
この三が日はパソコンで色々と企画を考えていて実り多き寝正月ですニヤニヤ
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