作り手が手間暇かけた着物だからと言ってエンドユーザーが求めるとは限らないって話 | 上田紬の伝統工芸士 リョウマがゆく!
2018年10月10日(水)

作り手が手間暇かけた着物だからと言ってエンドユーザーが求めるとは限らないって話

テーマ:着物

先週末、関西方面から個人で染織をしている女性が工房見学にお越し下さいました。

その方とは今年の夏に京都で開催された呉服屋さんのパーティーでお会いしたのが初めてで、その時に「工房にも行きますね!」とおっしゃってくださって、それが先週末に実現したのです。

 

工房をご案内しながら作り手同士の会話にも花が咲きました。

その方は鳥の羽毛を生地に織り込んだ大作を作ったり、今度はイノシシの毛を使って織ってみたい!と新たな展開も考えていらっしゃったりと色々な事を考えて行動に移されている方なので、とても刺激を頂けました。

 

ところで作り手あるあるなんですが、作り手が手間暇かけた着物だからと言ってそれら全ての作品がエンドユーザーに求められるかと言ったらそうでもないのです。

前述の鳥の羽毛を生地に織り込んだ大作はとても手間がかかっていて、写真も見せて頂いたんですがとても素晴らしかったですアップ

こういう作品は間違いなくエンドユーザーから引く手あまただと思います。

 

でも例えば技術を盛り込み過ぎて作り手の自己満足の作品になってしまうとエンドユーザーの立場からしたら何のこっちゃ分からなくなってしまう場合もあったりします。

 

手間暇かけてこだわって作ったとしても求められるかどうかは分からない、だからと言って流行りの色やデザインに合わせてしまい過ぎると個性がなくなってしまう。

そのバランスが作り手として1番重要であり悩ましいところです。

結局は自分がいいと思ったものを作り続けていく事に尽きるんですけどね。

 

 

写真は深緑ベースの角帯です。 

リバーシブルタイプで片面は深緑の無地でもう片面は多色の糸と深緑の縞柄です。

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