主婦業と自営業を営むご主人の手伝いと
実家の親の看病に日夜追われているようです。
顔色が青く、汗をよくかき、唇が乾燥して
よくお茶を飲むとの事でしたので、
この方には身体の不足を補い、
陰陽のバランスを改善し、
手の熱を取り去る黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)を
服用してもらいました。
約3ヶ月後には見違える手になり、
外用薬をつけるのを忘れてしまいます
との報告があり、現在でも服用中です。
また、下半身は冷えますが、
顔や手にほてりがあったり口が渇くと
いう人には温経湯(うんけいとう)という漢方薬など
が考えられます。
このように漢方は体質と症状・状態など
を把握してお薬を考えていきます。