そして、血の動きは
気の推動作用
(推動作用とは、気が人体の成長と
発育・臓腑や経絡の生理活動・
血液の循行・津液の輸布などを
推進する作用)に
よるものですから
肝気の滞らず伸びやかで
あることを指す、
疏泄作用も
関係しているわけです。
つまり血の動きには
心・肝・脾の
3つのはたらきが
深く関係しています。
気の推動作用が失われますと
血の流れが停滞し、
しびれる・刺される
ような痛み
・皮膚の色や唇が紫暗色に変化する
などの症状があらわれます。
そしてさらに
脾の固摂作用が失われますと
不正出血や皮下出血などの
いろいろな出血の症状が
あらわれてきます。
つづく