反抗期燃えたぎらせている間に タイミングを逃して 今頃沸騰してきた怒りを ガムを噛んで抑える 強火に変わる きっかけがなかったから 両親も友達も 僕にはないものだと思ってる 誰かの挑発を期待している 小心者の反抗期
コーヒー別に麦茶でも良かったのに コーヒーを飲んでいる まどろんだ音楽の渦に 耳を沈める 夜更かしなんて するつもりはない 眠らせてくれるものを ただ待っているだけ 何も思わないというよりも 何も思えないだけ
蛍の見える丘蛍の見える丘へ 君を連れて行く さまよう光の中で 君をおんぶする 僕があげられるものは 僕以外のすべて その小さな手に 暖かな感触を残せるように その大きな眼に少しでも 眩しい残像を残せるように
不器用な鉛筆たち不器用な鉛筆たち 雑な消 しゴムたち 戦を終えた後のように 荒れたノート 書き連ねた言葉まで 心が届かない 握りしめた全てのものと 血を通わせたいけど 僕はまだ 血を流させるまでしか至ってない
共感露わにすることを許されない 醜さを秘めて 二つの手は繋がれる 互いを探る余裕もなく 風が空で呻いている 時間が覚悟を求めている 全てを見せ合うことなく 彼らは全てを分け合う 見つめあう瞳の奥で 夕日がしぼんでいく