これ以上「花農家」を減らしてはならない

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東京では
桜が咲き
アベノミクスで株価があがり
地価が下げ止まり
ミニバブル到来で
心浮き立つ様相。

しかし
農村は暗く重苦しい。
歴史的な安値の春彼岸。

暖地花農家は
苗代、パート代、暖房油代など秋から冬の赤字を
3月彼岸の売上で解消し
5月母の日に利潤を生み
次の作にとりかかるのが経営のカタチ。

それが近年は
3月彼岸では赤字を解消できず
5月母の日でやっと赤字解消
利潤なし
経営者はただ働き
過去の蓄積を取りくずす経営。

今年は
母の日で赤字を解消できる農家はわずか。
赤字経営が続き
経営体力が弱っていたところの
彼岸相場。

花農家の「とどめをさした」
花づくりをやめる
「もはやこれまで」
国内花農家は激減するだろう。

1980年代
世界一だったアメリカの花生産は
国策により消滅。

コロンビアなどの麻薬栽培を花栽培に転換させ
アメリカが買い取り
反米武装勢力の資金源をたつ。
少数の花農家より国の安全保障。

国内生産が消滅して
アメリカの花店は困ったのか?

安く品質が良い輸入で満足。

では日本は?

国内での花生産が激減して
だれが困るのか?

輸入で質・量とも国産の代替ができるのか?

日本人が求める細やかな品質の花を輸入だけに依存できるのか?

優勝劣敗
市場原理だけで
敗れた国内花農家は「退場」で
花産業は維持できるのか?

日本では国内花農家が激減すると
いちば、仲卸、花店
種苗会社、農薬・肥料メーカー、ダンボールなど関連業者・・・
大打撃。

花産業そのものが
縮小したままでの均衡
衰退。

$宇田明のウダウダ言います
図 「国産花農家が激減し、輸入も増えない」それでは日本の花産業は縮小均衡、衰退

花産業がいまなすべきことは
「これ以上花農家を減らさない」と
「腹をくくること」。

花店、仲卸、いちば
関連企業が生き残るためには
花農家が一定数以上存在していなければならない。

$宇田明のウダウダ言います
写真 日本の花文化=彼岸はこのようなお年寄りの花農家に支えられている
   (淡路島のキンセンカ農家)

それには
花流通システムの根幹にかかわる大きなことから
日々の業務に至るまで
やるべきことをする。

まず
花農家が再生産できるように「買い支える」

それには
農家と花店のマッチング
すなわち
いちばによる
生産と消費の調整
「アジャスト」

残念ながら
細やかにアジャストするには
いちばだけではマンパワーが不足
仲卸さんを巻き込んだアジャストが必要。