バラの消費を拡大するには・・・ネーミング

テーマ:
八方ふさがり(のように見える)の花産業
花の女王さま「バラ」の流通量(生産量、生産農家)も減りつづけています

$宇田明のウダウダ言います
図1 バラの流通量は減りつづけている
  1999年には5.4億本(国産4.8億本+輸入0.6億本)が、2012年には3.7億本(国産2.9億本+輸入0.8億本)
 国産は40%減った

どうすればよいのか?

市場分析をし、マーケティングをし、経営戦略を練る

すでにしている

うまくいかないから悩んでいる

むつかしく考えるから悩む
世の中は単純
「需要と供給」

儲かるバラづくりは需要(消費)を増やすこと

需要を増やすには
「お客さまの信頼を裏切らないバラの提供」

なにがお客さまの信頼を失っているか?

「灰色かび病(花シミ、ボトリチス)」と「咲かないバラ・日持ち」

灰色かび病対策は本ブログで何回も述べた
画像2は奈良県平群温室バラ組合の取り組み
「花シミゼロに挑戦」

$宇田明のウダウダ言います
画像2 平群温室バラ組合 花シミ(灰色かび病)ゼロをめざした取り組み
   (次亜塩素酸による連続した消毒)

咲かないバラ・日持ち対策は
今夏、日バラ青年部の有志が取り組んだ
facebook上での日持ち実験で答えがでた

実験開始 猛暑の8月19日
自分のハウスで栽培したバラを
自宅、作業場、事務所などで花びんに生けた
(水道水と後処理剤の花びん)

毎日のバラの様子、温度計を手を加えずに撮影、facebookにアップ


$宇田明のウダウダ言います
図2 日バラ青年部の猛暑のバラ日持ち実験
  生け花10日目、左:鮮度保持剤(後処理剤)、右:水道水
  神生潤一さん

実験結果
41日もったバラもあった

リーダー 神生潤一さんの結論を引用
(2013.9.28 facebook)
「夏だって、ちょっとした手入れで長もちするバラはたくさんあります。
その手入れって何でしょう?
実はめっちゃ簡単(笑)
市販の鮮度保持剤を買って希釈倍率をしっかり守って使うだけです。

中略

つて具合で、プロのフローリストでなくても誰にでもできまーす。

中略

砂糖を入れたほうがよい、酢を入れたほうがよい、十円玉、塩、キッチンハイター、、、
いろいろと半分都市伝説みたいなものが広まっていますが、
それらの効果は鮮度保持剤の足元にも及びませんwww」

$宇田明のウダウダ言います
画像3 鮮度保持剤(後処理剤)小袋

そうです

花屋さんに鮮度保持剤(後処理剤)を使っていただく
花屋さんに、お店の商品である鮮度保持剤(後処理剤)をお客さまにすすめていただく

そうすれば
夏でもバラは満開に咲き、ベントネックはおこさず、日持ちはびっくりするほど長い

お客さまから絶大な信頼を得る

バラの消費が増える

みんなハッピー

以上、終わり
にはならない

問題
鮮度保持剤(後処理剤)は50年以上も前から存在

しかし、いまだに50年前と同じことを
花屋さんや消費者に説明している
なぜ、こんなにすばらしい鮮度保持剤(後処理剤)が家庭に浸透しないのか?

今回実験に参加した日バラ青年部有志
鮮度保持剤(後処理剤)をの呼び名がバラバラ
(バラの生産者だからではない)
サプリ(メント)、フラワーフード、延命剤、栄養剤・・・

では、鮮度保持剤(後処理剤)を販売しているメーカーは
自分たちの商品をなんとよんでいるか?

商品名(メーカー) → 「商品の一般名」
クリザール・フラワーフード(クリザールジャパン) → 「フラワーフード」
美咲(大塚アグリテクノ) → 「切り花長もち液」
キープフラワー(フジ日本精糖) → 「FlowerSupplement」
美ターナル(フロリストコロナ) → 「切り花鮮度保持剤」
フロラライフ(スミザースオアシス) → 「切り花栄養剤」
花の精(パレス化学) → 「切り花活力剤」
切り花長もち液(ハイポネックスジャパン) → 「切り花長もち液」

花産業の激震?
イオンの日持ち保証販売
タグには
「フラワーフード(切り花栄養剤)」をお使い下さい」と表示
 スリーブにクリザールの小袋がついている

$宇田明のウダウダ言います
画像4  イオンの日持ち保証販売(花持ちサポート)    
    (淡路のイオンでは日持ち保証販売をしていなかったので真鍋佳亮さんの画像を借用) 

みんなばらばら
これでは花屋さんも消費者も混乱=売れない

わたしはこのブログでは便宜上鮮度保持剤(後処理剤)と書きました

学者の世界では、「品質保持剤の後処理剤」
別に前処理剤(STS剤など)がある
これは硬すぎる

「いもづる式ものごと単純解決法」もいよいよ最後の「いも」

ノーベル賞の山中伸弥教授
むつかしい研究内容を
「iPS細胞」というネーミングで
大衆・庶民にわからせた(ような気にさせた)
ネーミングの勝利

鮮度保持剤(後処理剤)が50年かかっても家庭に浸透しないのは
統一した名前がないから
名前がないものには愛着がわかない
NHKも表現に困る

メーカーのみなさま
花屋さん、ご家庭で普通につかっていただくために
鮮度保持剤(後処理剤)の一般名称を統一しましょう
老舗のクリザールさん
リーダーシップを発揮してください

結論

鮮度保持剤(後処理剤)のネーミングで
バラの消費が増える


以上、「いもづる式ものごと単純解決法」でした


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$宇田明のウダウダ言います

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2020年東京オリンピック
そのビクトリーブーケに
どんな花をどんなデザインでつくるか
活動が始りました

まずキクが先行

ロンドンオリンピックのビクトリーブーケはバラ、では2020年東京オリンピックは?
http://ameblo.jp/udaakira/entry-11590494684.html

「2020年東京オリンピックビクトリーブーケはキク」実現のために
http://ameblo.jp/udaakira/entry-11594762830.html

オリンピックの前に2013国体をお忘れなく
http://ameblo.jp/udaakira/entry-11609311133.html

画像1はIFEXで、JAふくおか八女産のキクで
華道家の大久保有加さん制作のビクトリーブーケ

$宇田明のウダウダ言います
画像1 大久保有加さん制作のキクのビクトリーブーケ(2013IFEX)

日バラ青年部の人たちも
2012年ロンドンオリンピック バラのビクトリーブーケに負けじと
アイデアを練っているようです

$宇田明のウダウダ言います
画像2 2012ロンドンオリンピックのビクトリーブーケ
   日バラ青年部はどんなブーケを提案するか楽しみですね

2020年東京オリンピックまで7年あります
キク生産者、バラ生産者だけでなく
カーネーション、ユリ、トルコギキョウ・・・
夏の開催ですから、日本の品種が世界を席巻しているヒマワリもおもしろい

さまざまな花の生産者団体が花屋さん、デザイナーと組んで
ビクトリーブーケをつくってみましょう
デザイナーの方は東京オリンピックにふさわしいと思う花をつかって
ブーケをつくって発表してください
7年間、息切れしないように
おおいに盛りあがり、楽しみましょう

マスコミに露出して
ビクトリーブーケの認知度を高めましょう

東京オリンピックにはどんな花がふさわしいか
マスコミで論争してもらいましょう

$宇田明のウダウダ言います
画像3 日本農業新聞のビクトリーブーケ記事

世間の人々のオリンピックへの関心は
日本がとるメダルの数
競技場の建設
選手村の料理
訪れる外国観光客への「おもてなし」・・・

ビクトリーブーケを知っている人は多くありません
私もロンドンオリンピックまでビクトリーブーケという「ことば」を知りませんでした
メダルとともに花束を渡しているな、
程度の認識でした

マスコミに露出するためには
国体をはじめ、各地で実施されるスポーツイベントに
ビクトリーブーケを贈りましょう

このこともJAふくおか八女では始めています
八女市でひらかれる「全日本きんま選手権大会」
(5人で重りのついたそりを引くレース)の上位三チーム(1チーム5人全員に)ブーケを贈るそうです
この告知で「きんま」をしりました
全国いろんな大会があるのもおもしろいですね

$宇田明のウダウダ言います
画像4 全日本きんま選手権大会ポスター
JAふくおか八女 平井靖文氏facebook

このように、イベント事務局へ
ビクトリーブーケ贈呈を
農協や花き協会、花き振興協議会などをから提案しましょう

その場合、花は生産者団体が提供、
ブーケ制作は花屋さん(団体)というように
生産者団体と花屋さん団体の共同作業にしましょう


さて、花業界では何のためにさまざまな活動に取り組んでいるのでしょうか?
売上を増やすため
所得を増やすため
儲けるためです

そのためには花の消費拡大が不可欠です

その一環として
ビクトリーブーケがあります

東京オリンピック ビクトリーブーケの条件
1.7月24日が開会式(予定)で
 猛暑のなかのオリンピック
 この暑さに耐える花でなければなりません

2.ビクトリーブーケには「物語」がなければなりません
 国民、外国にむけて
 なぜ、ビクトリーブーケにこの花を選んだか
 なぜこのデザインかを語らねばなりません

3.東京オリンピックのビクトリーブーケは「国産の花」でなければなりません
 参加選手が参加国の国籍をもった国民であるように
 ビクトリーブーケは純国産でなければなりません
 国産の花+輸入のヒペリカム(国産ヒペリカムなら可)
 これもダメです
 日本は、花の大生産国であることを世界に示しましょう


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シンデレラ・アイフェックス(IFEX)

テーマ:
IFEXが終わりました
2013年10月9日から11日までの3日間
3日間かぎりのシンデレラたち
夢の世界
「非日常」の時間

$宇田明のウダウダ言います
画像1 2013年IFEX

出展された生産者のみなさま、業界のみなさま
全国から見学に来られたみなさま
もう今ごろは「日常」に戻り
花をつくり、花を売る「日常」の世界
冬の暖房経費、支払い、悩み、疲れ、怒り、挫折、家族との葛藤・・

IFEX10年
さまざまな意見、感想

前回のお題(「あまちゃん」って平均視聴率16.9%ですが)のように
判断の指標は「データ」

http://ameblo.jp/udaakira/entry-11628351966.html

費用対効果
コストと成果

当然、コスト管理に厳しい企業は撤退
種苗業者、市場、輸入業者・・

別の視点でのIFEX
出会いの場
非日常の経験
それだけで売上がのびるのか
データではNO

しかし
人間生きていくうえで一瞬のシンデレラ時間も必要
折れそうな心、くじけそうな日々
IFEXだけのシンデレラ

地元の狭い社会ではあり得ない出会い、前向きな会話、発見、発展・・
そして日ごろの思いが確信に
まだ「やれる」

全国の花農家7万戸
花店4万店
IFEXに出展、見学は一部の中の一部のひとたち

$宇田明のウダウダ言います
画像2 IFEXでは必ず会えるおなじみの「JAとぴあ浜松PCガーベラ」さん
   その元気を全国に波及

地元のさきがけとして
IFEXの経験を地元に伝える
でも伝わらない、通じない
別世界のはなし
場合によっては孤立

それはどの社会でも同じ
花業界は「若者」と
「ばか者」とよばれた変革者が切り開いた

1晩であってもシンデレラの経験は貴重
そんな夢の時間をすごしたひとは
その経験を自らの経営に生かしてください
友人はかけがえのない財産
夢を現実に


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