娘がベッドに入った後で、驚きの発言。
「お腹空いたから晩ご飯の残り食べてきていい?」
「今から食べると目が覚めちゃうしおデブになるからとりあえず寝たら?」
「じゃあ、何も食べたくなくなる話して」
「
」
にゃーが幼い頃、私はたまに物語を変えて読み聞かせをしていました。
きっかけは、ももたろうとかシンデレラとかの伝統的な童話のエンディングが残酷だよな~と私が思っていたこと。
多くのものが、物語の中で悪者認定されている人がやっつけられたり不幸になって、めでたしめでたし。になる。
でも、悪い者認定されると問答無用でやっつけられて終了っていうパターンが正しいと、子どもに教えて良いのだろうか??
最近(というより5~10年前?)の子育ての主流は、子どもの問題行動に対して頭ごなしに叱るのではなく、子どもなりの理由や言い分を聞きましょうってことになっているし、私もそれはとても腑に落ちていたから、子どもが日々触れるものもそうであってほしいと考えていました。
それで、ももたろうは鬼が島に行って鬼の言い分を聞き、自分が他者(鬼)の住居である島に勝手に入り込んで暴行をはたらいたことが正しいのかどうかを考える話にしたり、シンデレラは足のサイズを同じくする女子たちが王子様との愛を育むために努力をする話にしたりしていました。
そしてそれが幼い娘に大ウケで、しばらく昔話アレンジをしていた時期がありました。
10歳になった娘に、またそんなことをする日が来るとは![]()
つい最近、あるところににゃーという10歳の女の子がいました。
にゃーは最近はよく勉強しています。
勉強するとお腹が空くのか、寝る前になってお腹が空いたので、明日の朝ご飯にする予定だったご飯やおかずをぺろりと食べました。
次の朝起きると、にゃーは起き上がることができませんでした。
おかしいな、と思って自分の体を確認してみると、お腹が出すぎて起き上がることができなかったのです。
それだけではありません。
お気に入りのスカートが全く入りません。
お気に入りのTシャツを着ようとしたら、ネズミ君のチョッキをぞうさんが着た時のように伸びきって紐のようになってしまいました。
にゃーは、夜中に食べるのは危険だなと思って、それからは夜中にご飯を食べるのをやめました。
と話してみたものの、
「それだと別に食べるの止めようとは思わない」らしい。
昔ならこれぐらいで喜んでくれたのにな~。
仕方がないので、にゃーは紐になってしまったTシャツをまわしにして巻き、ちょんまげを結い、浴衣を羽織って塾に行くことにしました。
ちょっと変わった風貌のA先生はにゃーを見て、「今日はおもしろい格好ですね。なかなか似合っているじゃないですか」と言いました。
(↑にゃー爆笑)
いつもクールなB先生は、見てはいけないものを見てしまったというように「おはよう」とだけ言って通り過ぎました。
理科のC先生は、「にゃーさんを見て分かるように、人は夜中に食べ物を食べると驚くほど太ります」と解説しました。
(↑なぜか大喜び)
「じゃあそろそろ寝るわ~」
と、無事に寝てくれました。
めでたしめでたし。
にゃーママのmy Pick