GtHZ! eZHZ! | 青がすき

青がすき

青に惹かれる体質

※注意 カテゴリーは【ハンドメイド】です



ことの始まりは2023年春、某グループの10周年記念ライブに赴いた時、ファンからのメンバーをお祝いするフラワースタンドに衝撃を受けたことがきっかけでありました。


祝い花というものは関係者が贈るものと思っていたので、推しに対してこんな愛情表現ができるのって素敵よねとぼんやり思っていたところ、どうやらGRANRODEOでも以前はお花を贈ることが出来ていたと知り……えっ!!やりたい!!飯塚さんにお花贈りたい!!!と脳直で欲望が沸きたったのでした。



その時のツイート




(0.1mmの理性でIDを消す……)


そしてアンプの画像を見て速攻で不可能を悟る。



その後↓




ハリボテ……要するに板か何かで出来ないかな?と単純に思いついただけなのだけど、そうするとデザインやら印刷はどうしたら……?そもそも飯塚さん個人にお花を贈る機会なんてあるのかしら……??

以前、ソロライブやってみたいと仰っていたので、その時が来るのを待つか20周年に合わせて贈れないかな…と特に悩みはしないけど心の何処かでくすぶること数ヶ月、なーーーんとなんと!!本当にソロライブ開催されることになったではありませんか!!!

しかも東京キネマ倶楽部!!

Marshallだらけの東京キネマ倶楽部!!!

ここでやらなかったらいつやるの?い



という訳で、勢いそのまま計画を練ることになったのでした。



GtHZ! eZHZ!

(ギターは弾けないぜ!)

(飯塚さんに花贈るぜ!)



アンプの大きさそのままにフラワースタンドにするのはあまりに現実的ではないので、ではどうするか。

とりあえず、木箱を作ろう。


ささやかな工具と資材でなんちゃって家具を作ろうとしては失敗を繰り返す目分量DIYが家庭内で有名な私なのですが、今回は流石に目分量はダメ、一発勝負で何としてでも成功してみせる!!と初めて設計図?みたいなのを作りました。

後に登場するフローリストさんに諸事情で送りつけた画像がこれ。



失敗しかなさそうな展開図。(フラグ)(もちろんこの通りには作れてません)


では先ずは木材を買いに行こう!夫くん!木材買うからホームセンター連れてって!と突然の申し出も特に驚きはしない訓練された夫氏。


木材加工してくれるおじさんに依頼書を出して数十分、とっても綺麗にカットされた木材と一緒に、10mm角のカットは厳しかったから端材で試し切りさせてもらいました、と踏み台にされた端材も受け取る……これは私の練習台にもなって助かりました。ありがとうおじさん。

そのおじさんに、ビス打つ時は絶対に下穴作っておいてねと念を押される。

私がいつも下穴作らないままビス打っては板を割っていることを知っているのか……???

(単に割れやすい板だっただけです)



いざ。




板を塗っていきます。

いつもはペンキだけど、速乾スプレーを初めて使ってみました。

白は元々あったペンキで、ゴールドはこちら。




めっっちゃかわいいこの色!!!!可愛すぎる!!!


そして相変わらず計画性が欠如しているため、なぜかペンキが染み込んでいくマスキングテープで大惨事となり、塗り直すこと3回……もうゴテゴテでんがな……


ただ、ゴールドは何度塗ってもかわいい!かわいい!!


さて、組み立てます。

ドキドキ!!



…………。

三角金具のビスをカウントしてなかった!!!

足りない!!!!!

そして!

三角金具の穴が例の10mm角に全く干渉してない!!!

ビスが貫通するやーーーーーん!!!


いつもの私なら貫通させて見なかったことにするのだが流石に今回は無理がある。


夫くん!ホームセンター連れてって!!


すぐに戻ってくるから車で待っててと言ったのに、切らしていた洗濯洗剤を買い物してくれていた出来る男、夫氏。


ようやくやっと、組み立てていくも最後のビスを打った時、今まで聞いたことのない不穏な音がしました。

もう……見なかったことにさせてほしい……

裏側だからなかったことにさせてほしい……



そして最難関のロゴ作成。

アクリル製品は簡単に作れはするけど、大きさがあるのでなかなか良い店舗がヒットせず。

来る日も来る日もポチポチ検索しておりました。

その日もソファに寝っ転がって検索していた私に話しかける娘。


「ねぇねぇ、プラ板しようよ〜」

「今はだめ、かーちゃん忙しいの」

「えぇ……」

いつもと同じ体勢でスマホはいじっているが、とにかく母は忙しい。その向かいに座って娘はプラ板に勤しんでいました。


「かわいいのできた〜!」

と見せてくれた娘の推しキャラが描かれたそれを見て突然ひらめく。


「プレバンてどれくらい縮むんだっけ?」

「プラ板な。たぶん半分以上縮むと思うけど」

「プレバンって大きいサイズもできるっけ」

「曲がっても最後はふにゃんって平らになるよ。で、プラ板な」

「え、プラ板やんな?」

「さっきからかーちゃんずっとプレバン言ってるで」

「ほんまに?!そのプレバンちょっと分けてくれる?」

「嘘やん」

と言って分けてくれたので作ってみたスイッチ。(画像はない)


これでいけるやん……これにレジン乗せたらいけるやん……

ただし、簡単に思いつくものは大抵難儀する。


娘の手持ちのものはサイズが足りなかったので即座にAmazonポチーっ!

届いて速攻でロゴを書いて行きます。

が!ポスカで書くと表面がザラザラになるので文字面が下になるように反転させないと恐らく綺麗に仕上がらない、多分。わからんけど。


ともかく反転させて描くために光が注ぐ窓に張り付いて格闘すること小一時間。


で、できた……!!!!


(傷だらけの床で申し訳ない……)

残ったプラ板は娘に礼品として進呈した。これで存分に遊んでおくれ。



ここからレジンを乗せて……



こうなる。


めちゃくちゃ余談ですがこの日は焼肉を食べていたらしいです。

戸村のタレ常駐。


あとはロゴを貼り付けるだけ!!!ちゃんと透明の接着剤買ったし!!!


ぺたーーーー!!!!

白くなるやーーーー!!ーーーーーん!!!!!!

うそでしょーーーーーーーー!!ー!!!!!!


もう、無理。

最初からなんて無理……。

きっとお花の力で何とかしてくれる……信じてる……。


出来あがったのがこちら。



なんちゃってアンプ型木箱、完成です!!(まちゃあきの声で)



(白いな……)



きっと何かに役立った10mm角。



更に、木箱作成と同時にお花屋さんに発注です。



素敵だなーこの方にお願いしたいなーと依頼を送ると即座に承諾メールが!



ロザリウム様




ただ、自作の木製の箱みたいなのを使ってほしいとふんわりした依頼だったため、木製の箱とは……??と困惑がにじむお返事を頂き、完成してない状況だったためにあの汚い展開図を送りつける羽目に。恥ずかしい。

「木製鉢植えカバーですね!」と大丈夫ですよーと快くお返事を頂けたのであとは完成させて送るだけ!


大阪のライブの日に無事にロザリウム様へ送ることができました。


大阪、名古屋のライブを経てウキウキで過ごしていた時、しばらくリビングに鎮座していた木箱がいつの間にかなくなっていることに気づいた夫がぽつりと呟く。

「あの工作してたの、どこいったん?」

「送った」

「送った……?どこに……??」

「お花屋さん」

「花屋?!なんで???」

「飯塚さんにお花贈ったの、あれに入れてくださいって」

「……あぁ……そう…………」



「いや待って、今までずっと作ってるとこ見てたやん。何も疑問に思わなかったの?」

「なんかまた棚でも作ってると思ってた」



棚?!?!??

いや、サイズ感!!!!!!!

あれで棚は作れない!!!!!!



(参考画像)夫が言う私が作った棚



サイズ感な……


そんなこんなで家族の協力のもと無事にお花を贈ることができました。

最高すぎるライブ、そして一生の素敵な思い出ができました。





(お花が素敵なので白いところは目立ってない)(たぶん)

(中途半端ですみませんでした)



そして飯塚さん。

あんなにも格好良くって、めっちゃ笑って踊って歌って、楽しすぎる幸せすぎるライブをありがとうございました!!

大好きだーー!!ーーーーっ!!!!!!



(追記)

恐れ多くも飯塚さんの記事に載せてくださってます……嬉しすぎて痙攣した😂

重ね重ねありがとうございました😂😂