「贖罪の奏鳴曲」 中山七里著 No.8 | Ashlyが歩けば Ⅱ

Ashlyが歩けば Ⅱ

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弁護士は司法試験さえ通れば人格は問われない。

近所に住む幼女を殺して晒した中学生は、少年院に送られ名前を御子柴礼二と変えて退院し、どんな罪状でも負けない悪辣弁護士となった。

 

要潤が主演のオトナの土ドラを見て、この本を読みました。

ドラマでは、ベッキー演じる事務員洋子の視線で描かれているので、少し御子柴礼二を良い人に見せたい感がしました。

それに4話分くらいの話が入っているので、法廷の案件も登場人物の理解も流れていく感じでしたが、本はじっくり読めてよいですね。

御子柴礼二シリーズ、最初の一冊はなんの痛痒も感じないで幼女を殺した礼二が真に自分の罪を意識するまでと、取り扱った案件はまさかのどんでん返しで、礼二も真犯人に騙されるところでした。

 

ドジな二枚目を演じる印象の要潤でしたが、ここではにこりともせず、しゅっとした二枚目が余計にキャラクターの冷徹さを際立たせる感じで、、良かったです!!