
というもの。
答えは
「はい!トレースもしてますよ!」
です!
「リアルに描くならトレースでいい」
というのは、私がレッスンに通っている時に
先生が言われた言葉です。
(注)先生の画力は本物です
レッスン中や、駆け出しの頃は
100%トレースでした。
自分が描きやすいように、割と細かく
毛流れもトレースしていましたよ♪
それがだんだんシンプルになり
そこまで細かくトレースしなくなり
今はトレースする時は輪郭や目鼻、
大きく毛並みや色の変わる部分など
ざっくり目印をつける感じです。
↑講座ではどう伝えるかを悩みながら
用意したのでいろいろ描きこみましたが
普段はこんなに細かく描いていません
なぜ今もトレースするの?
そもそもの画力は棚に上げといて
いくつか理由がありますが
第一に、私が描いているのはほぼ
全部オーダーだということです。
私の画風を好んでオーダーくださる方は
「うちの子」をリアルに描いてほしい
はずなので、似ていることは大前提です。
【ご期待に応えること】
【喜んで頂けること】
が一番大切なのであって
下絵がデッサンなのかトレースなのか
そこへのこだわりは描く側の希望。
どっちでもいいので
下絵の時点で特徴を外さないこと。
そして、納期もできるだけ短く。
お代を先に頂くオーダーですので
一日でも早くお届けしたいと思っています。
手を抜くのではなく、作業効率を上げる。
それが第一の理由。
第二の理由は、時間の有効利用です。
効率化に通じますね。
私は家族と過ごす時間を大切にしたいと
常々思っています。
今しかない子育ての時間。
「あの頃もっと子供と一緒に過ごせばよかった」
という後悔はしたくない。
同時に、
私自身の世界もしっかり大切にするため
チョークアートを仕事として続けていたい。
そのバランスが難しい。
働く母たち、どうしても自分を
後回しにしてしまいますよねっ
私もとにかく睡眠を削って無理して
体調を崩すことが続いたり
疲れてイライラしちゃって
育児に影響しちゃったり
大切な友達とも会えてなくて
これじゃーいかん!と思ったわけです。
私はこんな生き方を
したいんじゃないんだーーー!!
と心から叫んだのです
無理があっては、長く続けられない。
年齢に関係なく楽しめるアートだからこそ
長く続けられるワークライフバランスを
見つけたいと思っています。
プロフィールにも書いてるし
常々書いたり話したりしてますが
私は美術を専門的に学んだ経歴はありません。
「私は絵が下手だから」
「絵心ないから」
「デッサンなんてできないから」
そうおっしゃる方多いです。
気持ちめっちゃ分かりますよ!!!!
実は絵を「描き慣れてない」ってことが
ほとんどだと思うんですけど
最初から絵がうまくなくたって
チョークアートは楽しめるんですよ!
そこに高いハードルを掲げて
「私には無理」 と諦めるなんて
もったいない と思うんです。
また、せっかく教室に通ったのに
仕事、家事、育児・・・忙しい日常の中、
なかなかチョークアートに時間を取れなくて
全く描かなくなってしまう・・・なんてのも
もったいない と思うんです。
デッサンが苦手なら
トレースから入ってもいいじゃないですか。
下絵を描く時間を短縮するのに
トレースを利用してもいいじゃないですか。
私は制作に時間がかかる人でして
ささーっとデザインやデッサンできたり
サラッと可愛いイラスト描けちゃう方、
めっちゃ尊敬しますし羨ましいです!!
そうなりたいと思うし憧れるから
文字も絵もコツコツ練習しています。
積み重ねしかないですよね〜
ただ、あえて言えば
デッサンと
チョークアートとしてパステルで
表現することは別だと思うのですよ。
輪郭さえあれば
リアルに描けますか?
可愛く描けますか?
ご期待に添えるクオリティが出せますか?
違いますよね?
パステルで色を置き始めてから。
時間かけるならそこに時間をかけたい
私はいつもそう思っています。
もちろん、いつまでも
トレースだけでは描けません。
イラストぽさを求められる時もある
デザインに合わせて変えたい時もある
写真が小さくてぼやけていたり
色が不鮮明だったり見切れてたり
このお顔が好きだけどポーズはこちらがいい
写真は口を開けてるけど閉じてほしい
毛並みを少し若い頃のように描いてほしい
写真はないけどこう描いてほしい etc…
いろいろなご希望があります。
オーダーで描いていれば
自然と自分で描く必要に迫られます。
でも大丈夫。
トレースから入ったとしても、
何度も何度も描いているとね、
自然と感覚をつかんでいくんですよ。
自分で補えるようになる。
オーダーじゃなく個人的に描く時や
時間にゆとりがある時に
デッサンもしっかり取り組んでみて
少しずつ積み上げていけばいい。
絵がうまくなりたいのか
チョークアートで描くことがうまくなりたいのか
そこは分けて考えると
いいのじゃないかなと思います。
ちなみに
先日購入した似顔絵の教本にも
「そもそも顔に線はないので、
トレースした絵も
トレースする人によって
全く違う絵ができあがります」
とあり、激しく納得しました。
トレースする時もしない時も同じ。
たくさんの写真を頂いて、
じーっくり見つめて
飼い主様からワンちゃんの性格や
好きだったもの、大切な思い出、
いろんなお話をうかがって
イメージをふくらませて描いていくわけです。
自分の目と心がとらえたものに、
届けたい想いを込めて、
色で表現していくので
そこには必ず私だけの、
あなただけの、
絵が生まれてきます。
ハードルは少しずつ越えていけばいい。
そう思います。
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