よりの続き
シマノがスノーボード事業撤退時にクリッカーのスペアブーツを購入していたけれど
物置探していたら何故かシマノのアキュブレードの新品ブーツも見つかりました。
クリッカーシステムの場合はバインディング装着時にも
雪詰まり発生し易いデメリット抱えています。
上記写真の雪付着対策で進化したアキュブレードでは
(b1)ブーツ側爪先部分の金具をクリッカーシステムの狭い四角い穴に入れる仕様から
バインディングのL字形状の爪に引っ掛ける感じにして
爪先側をセット時に探り易くしています。
この為、 バインディングの金具部分にブーツソールをガシガシ★☆!と
けり込んで雪を払う作業がクリッカーブーツオーナーあるあるです。
(webより借用 アキュブレードのバインディング)
アキュブレードのバインディングでは底面全体を樹脂カバーで覆って
雪付着対策済みに対して
下記写真のクリッカーではボード取り付け用プレートのみです。
(b2)ブーツ底金具部分とブーツソールとの間の隙間部分を
大きくして雪詰まりし難くさせています。
(b3)更にブーツ底踵部分の金具も板状→丸パイプ状にして雪詰まり対策しています。
(b4)又、このステップインシステムではブーツサイズの大小に関わらず
爪先⇔踵部分との固定間隔距離は一定なので 特にブーツサイズの大きい方にとっては
アキュブレードでは固定間隔距離広がったので安定度も増した仕様になりました。
対策前に先ずは現状把握
ステップインアイゼン1組+保護用ケース込で実測1004g
アイゼン1組のみでは実測830g
174gと意外と重い保護用ケース
(社外品)
片方では実測416g
一応上面側のクリッカーシステムとアイゼン歯との間には
極薄樹脂製プレートかませて雪付着防止のおまじない代わり?
(VHSテープの外箱利用)
やっとこさ・・・・雪詰まり対策を
しかし、下記写真の⇒アイゼンの前後に付いている謎の?スペーサー
特に無くても問題無さげ?
(c1)このスペーサーを取り付ける為のボルト+ナットがアイゼン歯側に
飛び出しているので
まるで綿飴を巻き取る棒の様に 雪付着のきっかけに
なっていそう。・・・たぶん
そこで早速スペーサーを取り外し実施
片側実測416g⇒375.5gと40.5g減
両方で81gの軽量化も達成
(c2)但し、アイゼン歯をクリッカーシステムと繋ぐ為の計7本の
ボルト+ナットは不可欠な事とナットからボルトは飛び出していない
面一なので手つかず。
(c3)更に対応策を実施するなら?
上記(c2)の取り付け用アイゼン歯側の 取り付け用予備穴を
樹脂等で塞いで平にして 引っ掛かり箇所を削減させる
事でしょうか?
これは準備不足で未対応です。
(c4)仕上げは 雪国では御馴染みの
雪付着防止用のシリコン系クリア塗装剤を塗布
これをクリッカー用ブーツ底の金具周辺にもダメ押しで塗布
・・・が
実はこれらの作業はGW中に完了していたけれど
その後BCには行けず仕舞い
5月末位までなら火打山でも滑る事出来ますが
それ以降の滑走は厳しくなるので スノーボードブーツ持参は唯の修行
よって今回の雪詰まり対策の結果は来季まで判りません。 チーン
### 追記 ###
2022年5月の「快晴の火打山」にて結果判明?
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写真:OLYMPUS PEN mini E-PM1 14-42mmF3.5-5.6